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履歴書で重要な2つの項目

応募書類の一つである履歴書は、応募者の基本情報を企業側に伝えることが主な目的ですが、学歴や職歴、資格、志望動機、趣味・特技などを通して、自らの経験や人物像を魅力的に伝えられているかが重要です。今回は、履歴書作成で重要視されている2つの項目に絞って、作成のポイントをお伝えします。

学歴・職歴について

採用担当者は応募者の職歴から「どんな会社でどんな仕事をしていたか」「自社で活躍できる人材か」を見極めています。職歴の詳細については、職務経歴書へ記載しますが、その前段として、履歴書では概要を記載し、応募企業先が興味を持つきっかけを作ります。

・履歴書全体で西暦か和暦表記かを統一
・略さず正式名称で記入(「高校」ではなく「高等学校」や(株)ではなく「株式会社」)
・学歴は中学卒業または高校入学から記載
・時系列に記入し、会社名は略さず正式名称で記入
・会社名の次の行に簡単な職務内容を記入(求人に活かせる職務内容を記入)

【記入例】
          学歴
平成15年 3月 ●●市立●●中学校      卒業
平成15年 4月 青森県立●●高等学校●●学科 入学
平成18年 3月 青森県立●●高等学校●●学科 卒業
平成18年 4月 ●●大学●●学部●●学科   入学
平成22年 3月 ●●大学●●学部●●学科   卒業

          職歴
平成22年 4月 ●●株式会社 入社
       ●●事業部にて、●●業務を行う
平成25年10月 一身上の都合により退職
平成25年11月 ●●株式会社 入社
       ●●事業部にて、●●業務を行う
       現在に至る
                      以上

志望動機について

履歴書の作成にあたり、特に悩む方が多い項目です。どの企業にも通じるような当たり障りのない内容では、企業側からすると志望度の低さを感じてしまいます。あいまいな表現ではなく、以下の3つのポイントを意識して作成することが大切です。

【志望動機の3POINT】
①応募企業を選んだ理由
②活かせる経験やスキル
③入社後にその会社で実現したいこと

①応募企業を選んだ理由
求人票やホームページなどからその会社の商品・サービスだけでなく、企業理念や事業戦略など出来る限り調べ、自分の言葉で記載する事で、「他の会社ではなく、なぜこの会社のこの仕事を希望するのか?」という部分を明確に示すことができます。

②活かせる経験やスキル
まず求人情報を読み込むことが大切で、必須経験や求める人物像の中に、募集職種のキーワードとなる文言が記載されているはずです。それが自分のスキルや経験、強みに合うかどうか確認し、合致するようであれば前面に押し出してアピールしましょう。

③入社後にその会社で実現したいこと
これまでの経験踏まえ、その会社での目標や実現したいこと、キャリアビジョンも伝える事が大切です。また、その内容が応募企業で達成できる内容になっているかも重要です。

一度、客観的な視点から自分のこれまでの経験を整理し、応募先の採用担当が是非、会いたいと思われるような内容にしてみてください。

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