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青森にUターンしてみた!④~ペーパードライバー車社会へ編~

こんにちは!

毎週金曜日、実際にUターンを経験した青森の会社担当者の
「青森にUターンしてみた!」体験談を
全五回に渡って連載しています!(増えるかも)

今回は、第4回目!

第1回目
青森にUターンしてみた!~Uターン決心編~
第2回目
青森にUターンしてみた!~約十年ぶりの帰省編~
第3回目
青森にUターンしてみた!~青森の仕事編~
に続きまして、

「青森にUターンしてみた!~ペーパードライバー車社会へ編~」
です!

車社会デビューに絡めて、ちょっとお話したいことがあるので、それを書こうと思います。
「車にも興味はないし、やっぱりぜんぜん地方に魅力を感じないよ」
「ペーパードライバーだけど地方だと乗るしかないから頑張れって言いたいんでしょ?」
と思っているあなた…。

少し待ってください!

私は今回の記事で、車の必要性やらペーパードライバーが頑張って運転しましたという話で終わらそうという気はありません。

もっとほかにもお話したいことがあるので書きます。

それではどうぞ!

「車なんか乗りたくない」

私は車の運転があまり得意ではありません。
ハンドルをどっちに回したらどうなるのか、まだよく分かりません。
標識ももう忘れてたし、車社会のルールもいまだによく分かってないです。

都内で生活していると、ほぼ電車移動なので、
車は使いません。
車を置くにもお金がかかるし、カーシェアリングもあるし車を買う機会も無いです。

Uターンを考えたときに、私は、
出来れば車なんてお金がかかるだけだし、事故とかも怖いし、
乗りたくないし欲しくないと思っていました。

車運転出来る人はもはや
そういう特殊技能を持った人くらいに思ってました。
車を乗りこなす人は「オトナ」ダナーみたいな他人事の感覚です。
自分が車をすいすい乗るなんて、想像出来ませんでした。(今もすいすい乗ってません)

しかし、脱ニートをして、
ついに仕事が始まって、
「お客さんのところに車で行く」
と上司から告げられます。

「とうとう・・・車を攻略しないといけない時が来てしまった・・・」


憂鬱な気持ちになりました。

やったことがないから不安

今は、スマホのナビを使いながら、一人で八戸に行けるようになりました。
(たまに迷いますが)

駐車も、なんとかこうにか、いっぱい切り返しながら出来るようになってきました。

そして購入した車は(無駄に)内装にこだわり
好きなデザインの車にしました。
香りをどうしようかなーとか、
社内の置物を何にしようかなーと考えたり、
音楽のリストを作ったり、
一人ドライブの計画を練ったり、
これがなかなか、楽しいです。

車に不慣れな時期と乗り越える策、地方での運転は都会と違ってイージーモードについては後述するのですが、
その前に伝えたいことがあります。

人間、自分が不慣れなものは挑戦したがらないものです。

やったことがないから
経験がないから
誰かに教えてもらわないといけないから
どうなるのか分からないから

不安です

車もそうだし、
なんでもそうです。

不安だけど、
地方は、それを乗り越えるチャンスが大きいです。

なぜなら、
こちらと、都会で流れている時間は、違います。
こちらは、ゆっくりめです。
「余裕」があるのです。

あなたに、それを活用して欲しいのです。

私の話で恐縮ですが、
私は、こっちに帰ってきてからの一年、たくさんのことに、
挑戦しました。

・プログラミング
・デザイン
・デジタル絵
・Adobe製品の操作(Photoshop、Illustrator、XD)
・ホラーゲーム
・車

プログラミングは、それこそ、
一文字もコードが書けないレベルから初めて、
今は、0から作ってサイトを公開して集客するところまで作れます。

デザインも、基礎を勉強したかったので、たくさん、イケてる人のロゴや、サイトなど、手当たり研究しました。

(プログラミングとデザインは、師匠と呼べる人がいて、
その人に勉強をお願いしました。)

デジタル絵は、好きだったのですが、やり方がわからなかったので、描いて覚えました。

Adobe製品も、使い方が全くわからなかったけど、作りたいものがあったので、やってくうちに出来るようになりました。

ホラーゲームは車と一緒で、
ちっともやりたくないし苦手だったのですが、
友達に騙されたと思ってやってみたら今では大ハマリしています

できなくてもあんまり気にしない

車にしろ、なんにしろ、
やってから間もないものは、最初は、出来ないです。

出来ないという壁にぶちあたります。

苦手意識でひるみます。

出来ないとき、
私はよく反射的にテンパってしまうのですが、
その時だけにするように、頑張っています。

壁にぶつかるのは、当たり前だ、想定内だ、と言い聞かせます。

「出来ないのはやだ」
「失敗したくない」という感情を抱くのが
年をとれば取る程、大きくなっていって、
自分ができるものの範囲でしか、行動しない。
保守的になっていく。
それはつまらない、と私は思います。

ずっと何かに挑戦したほうが、
何歳になろうが、青春を楽しめます。

私は、車を乗るのが本当に嫌だなと思った時、
その前段階で、別のものに色々挑戦したことで、
まあ、やっていけばそのうち、出来るかな…、と思えるようになりました。

人間の構造は一緒なのだから、
あの人にできているなら自分にも出来るはず
そう思いませんか?
足りないのは経験だけ。知らないだけ。

車は分かりやすいです。
乗れるようになったら、行動範囲が広がります。
あなたの、出来ることが、
広がっていくんです。
なんだか、わくわくしませんか?

「今日は、ここまで行けた!」
わーい!って感じですよね。

青森でも、そうして、活動の場を、広げていくと、
今まで抱いていたイメージとは、ぜんぜん違うことが分かります。

それは、期待していいと思います。

私が思っていた
「地方どうせ面白くない」、
は、
「行動していない」、と同義なのだと、痛感したのです。

青森時間を有効活用

あなたが、本当はこれ、やりたかったんだよなーというものは、
なんでしょう?

挑戦はいつでもどこでもできるのですが
私は、東京にいた頃は、何かに挑戦しようなんて
そんな心の余裕も、時間もなかったので、まったくしていませんでした。
仕事に繋がらないならやりたくないし、とも思っていました。

でも、青森の時間はゆっくりです。
都会より、余裕があります。
そのゆっくりの時間の中で、
あなたが気になっているものを猛スピードでもし勉強したら、
何かに突出した人間になれます。

何かに挑戦したのが最後いつだったか…?という人は、
最初の壁にぶちあたっても、どうか、
想定内だと思ってください

何回目かの壁にぶちあたると
「もう無理だ!!できん!!」と思うかもしれませんが
それもほぼ想定内です

主旨と離れてるじゃないか、
と思われそうですが
極論、
都会じゃないと楽しめない
なんてものは、
無いということを言いたいのです。

苦手なものこそ、挑戦してみる。

車に乗るということも、
全力で、楽しむ。
練習する時間も、車時間を楽しむためにどうしようか?と考える時間も
たっぷりあります。

時間があるというのは、最強です。

家族との時間、
自分の時間、
勉強する時間、
いくらでも、何にでも活用出来ます。

車に不慣れな時期の乗り越え方

私も周りのUターンした子も、
慣れている人にお願いして添乗してもらい、指導を受けながら街中を走りました。
そうして自分で毎日乗っていると10回目くらいの乗車から自然に慣れました。

自動車学校ではペーパードライバー向けの講習もあります。

私は、自分が買った車が届くまで、社用車をずっと乗らせてもらっていました。
地方ならお願いしたら車屋さんでも代車を貸してくれるかもしれません。(もしかしたらです!)

運転が苦手すぎて嘆いていたとき、
「乗って覚えろ」と家族に言われ
私は根性論が欲しいんじゃないんだよと逆ギレしていましたが
でも本当にそうでした…。

最初はゆっくり走りましょう。
なにごともゆっくり、慎重にこなせば、大きな事故にもなりません。

県内の道は、見通しがよく、まっすぐな道路が多いので、都内の狭い道よりも運転が楽です。

また、駐車場も広いところが多いので、都内のようにほぼ車のサイズと同じようなスペースに高等な駐車テクニックを用いて駐車する…なんてことはまずありません。

どこもかしこも土地は広いので、十分な余裕を持って駐車できるところが多いからです。
私は心配なので、まんがいちのことも考え迷惑にならないように、車との間隔が広いなるべく遠い場所に駐車しています。

あと、私が車を乗り始めて思ったことは、都内で電車移動がメインだったので、車社会そのものが新鮮でした。

誰しも大事な自分の車で事故を起こしたくないので、車の運転に慣れてる人は見て不慣れだと分かり、道を譲ってくれたり、時には危ないよと教えてくれたりもします。
初心者マークをつけている車に、後ろからクラクションを鳴らすいじわるな人は滅多にいないですし、その一瞬のひととの付き合いがほっこりする瞬間もあると思います。

車にまつわるお金関係

たしかにお金はかかります。
しかし、私が思ってたよりは、
そんなに痛手ではなかったです。このくらいの出費で、車で色んなことが出来る、と考えると、
必要な出費としては、「こんなもんで済むんだ?」という感じ。

ローンを組めば、車代は月2万円くらいに抑えられます。(私は新車の軽自動車です)
収入が安定するまで実家暮らしなら、
その車代と、保険代で私は8000円くらい、ガソリン代が一ヶ月に一回で3500円くらい、スマホ、
2年に一回の車検(3万円くらい)
月の出費は車以外のものも合わせてトータルで4万円いかないくらい…?という感じです。

休日はバーベキューに出かけたりも出来ます。
ゲームと何かを身に付けることが好きなのでほぼ家にいますが
あまりにも天気が良くて、
風もきもちよくて最高!ってときは、インドアな方でも、
外に出たくなっちゃいます。

ペーパードライバー車社会へ編で私が伝えたいこと

  • 車苦手でも大丈夫。高級車じゃないならそこまで家計も逼迫しない

車が本当に苦手で、車を運転するなんて考えたら反吐が出ると思っていた私ですら
乗れますから大丈夫です。
出費も気になると思いますが、上記で書いたとおり。
お金事情が気になる方は、参考にしてみてください。

  • 青森時間を有効活用していろんなことに挑戦しよう

大げさですが、
「いろいろあったが、まあ様々やったし、楽しい人生だったな」と
私は笑って死にたいと思っています。
今あるもやもやを全部排除したい人は、
今日という日が人生の中で一番若いので、
すぐ行動してみてください。

そして、心と時間の余裕を持って欲しい、と思っています。

青森ののんびりとした、コロナの影響も都内よりは少ない環境は、
開放感がありますよ。

まわりはのんびり生きていようが、自分はやりたいことを全速力でやればいいんです。
そうすると、仕事にしろ、自分の趣味にしろ、
人生や生活の質を、上げることが出来て、稚拙な言い方ですが「良い」です。


今回は、車に絡めていろいろ話したかった回でした!

次回は、早いもので、
最終回、第5回目!
「青森にUターンしてみた!~青森での生き方編~」
です!

せっかくなので、ほかにもいろいろ発信したいと思っていますので、
担当者ブログはこれからも続きます!

それでは来週もお楽しみに!

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