6号機

  • 移住
  • 転職情報

青森にUターンしてみた!①~Uターン決心編~

こんにちは!
今週から、実際にUターン就職を経験した青森の会社担当者の
「青森にUターンしてみた!」体験談を全五回に渡って連載します!(増えるかも)

担当者紹介◎
2020年に東京から青森にUターンし、
「青森の会社」の求人を見て、運営元の材株式会社に入社。
現在は「青森の会社」を担当しています。

こんな方に読んでほしい◎
・Uターンしようか悩んでる
・青森で楽しく生きる方法がよく分からない

こんなことを伝えたい◎
・結論、Uターンは良し悪しあるが悪くない
・青森で楽しく生きる方法を一意見として記事にするので参考にしてほしい

初回は、
「青森にUターンしてみた!~Uターン決心編~」です。

個人的には、都会で、好きでやるべきことがあるなら、そのまま頑張っていただく方がいいと思っています。
あくまで、ちょっと悩んでいるという方に向けて、私の経験が何かの参考になってほしいという記事です。

ではどうぞ!

ずっと続けるのか、皆一度は心配になる都内でのサラリーマン生活

東京での生活に胸を弾ませて上京した春から、
がむしゃらになるしかなかったサラリーマン時代…
気づくと30代間近。

新人時代よりやることも責任も増え、後輩も増え、
仕事をして、電車に乗って、家に帰って、寝て、起きて、電車に乗って、仕事をして、家に帰って、
休みの日は泥のように眠る…

私は、地元を離れて東京で暮らすなら、頑張らないといけないと思っていました。

地元なんて…
価値観が狭い
娯楽もない
若い人がいない
仕事が限られてる
多分遅れてる
なんとなくダサい

青森に帰るなんて絶対嫌、だから東京できちんと生活を確立させないと
そう考えていたのです。

そして常にある謎の切迫感。

仕事…実績を出さなくちゃ。
恋愛…早く結婚しなくちゃ。
容姿…もっと磨かなくちゃ。

いつも何かを課して、自信が無くて、
頑張っては疲れての繰り返しだったように思えます。

これは、東京が悪いのではなく
都会で勝手に自分にプレッシャーを与えていた、考え方の問題です。

しかし考え方は縮こまっている上に、環境も変わらない。
毎日仕事はある。

何となくこのままは嫌だな…と、少し自分にストップをかけたくなっていました。

来るコロナ禍、生き方の見直し

そうこうしているうちに、
コロナ禍がやってきました。

さらに不安は増幅します。

家にいられる!寝れる時間が増える!やったー!
と思ったのも束の間で、性格もありますが1Kの部屋で箱詰め状態がしんどくなってきました。

働いていれば給料は入ってくるので、出費が減ってお金はたまるかなとポジティブに考えていましたが、
いつまで続くんだろう?という気持ちと同時に、
家にずっと居たことで東京に居続ける理由がよく分からなくなりました。

上京する前の私は、

都会なら、色んな人とのたくさん出会いがある
飲み会がいっぱい出来る
魅力的な仕事がたくさんある
最先端の情報が手に入りやすい
遊べる場所がいっぱいある

そういう期待があったと思います。
しかしコロナ禍になり

人とはどこにいてもSNSなどもあるし繋がれる
飲み会出来ないしもうそろそろお酒にお金を使うのは控えたい
魅力的な仕事はたくさんあるだろうが今現在疲れてる。もはや転職も疲れる
インターネットで今や手に入らない情報はほぼ無い
遊べる場所がいっぱいあると思っていたが今や主に家

…いやいや、私は今の仕事を一生懸命やると決めたじゃないかと言い聞かせましたが

そうなんだっけ…?

という気持ちも同時にありました。

私何がしたかったんだろ
という漠然とした思いを胸に
もやもやして結論が出ないまま、

「これからも頑張っていこう!」と話していた矢先の、会社の上司に、
申し訳ない気持ちと後ろめたさでいっぱいになりながら、
辞表届を出しました。

軽視されがちな自分と向き合う時間

何も理由を出さずに辞めることは出来なかったので、いったん向き合って、
自分が中学生時代に一番興味があったことを勉強したいということで退職しました。
その理由も本当の気持ちでしたが、正直、その時点で確信はなく、
不安しかありませんでした。

しかし、ライフイベントを迎える前に
自分と向き合う時間を作らないといけないということは確かでした。

今まで、執着していたものを全部手放そう。
その決意はありました。

そして、そう考えるとこのまま都内の家に居続けることは良くないと感じました。

金銭面を考えると、一人暮らしをしたかったので、
「家賃払ったら田舎の仕事だと支出の方が多くなるんじゃないの…」
という不安もありましたが、
考えても調べても状況が様々で、結局机上の空論になってしまい、もう帰ってみないと分からん!という結論になりました。

いい大人だし、ずっと実家暮らしは避けたい。
しかし出費もある…
どうしよう。

悩む

しょうがない、実家に帰ろう

私の場合、仕事を辞める方が先で、地元に帰るということ以外は何も決めていませんでした。
というか決められませんでした。

東京で情報を集めて決定までするには、仕事の他にも車や住居の問題など
総合的な情報を結びつける余裕がありませんでした。

一番かかるのはやはり家賃。
固定費を最低限にしたかったので、一度、実家に帰ることにしました。

大学生じゃあるまいし…
しかもニート状態で実家にお世話になるなど社会人として…など色々
考えが巡りました。

今回の表題にUターン決心とありますが
確固たる決意を持ったわけではなく、
勢いが強かったです。

またコロナが落ち着いたら東京に戻るかもしれないし、
青森に永住するかもまだ自信がないし分からないけど、
「一旦、ちょっと帰ってみよう」
という感じです。

Uターンする上での情報収集

結論、「とりあえず帰ってみよう」となったものの、
なんの情報も無しだと不安すぎたので、在職中に私は下記のサイトや人々に話を聞いたりしました。

・NPOふるさと回帰支援センター(青森暮らしサポートセンター)https://www.furusatokaiki.net/
→有楽町の東京交通会館にあります。移住支援や補助金のお話を聞きました。

・青森の会社
→僭越ながら当サイトです。帰ってやりたい仕事があるか分からなかったので、青森に特化している比較的新しい求人サイトということで、実際に働く人々のインタビューなどを見ていました。

・地元の友達や兄弟
→どうやって生きてるのか、何が楽しいのか参考にさせてもらいました。どうやらそれなりに趣味に興じたり、人との繋がりを大事にして生きているようでした。

・ココナラ、ランサーズ
→場所を選ばずに仕事をしている人たちがどうやって商売をしているのか、参考にさせて頂きました。

こういった情報収集で、すぐに結論が出るわけではなかったのですが、
とりあえずまあ、何とかなるのかな…くらいで
Uターンを決心しました。

決心より先に、退職日とアパートの引き払い日を決めてしまったので
せざるを得ない状況に追い込んだといった方が正しいかもしれませんが…

Uターン決心編で私が伝えたいこと

  • 是非、自分の気持ちと向き合う時間を作ってみてください。

まずそこがスタート地点だからです。

コツは、なるべくフラットな頭で、自分の世界だけで考えることです。
最初は紙とペンを用意して、ただ好きなもの、嫌いなものを紙いっぱいに羅列するだけでもいいと思います。

  • 何もかも完璧に決め切らなくてもいいです。

悩むのも、慣れた環境を変えるのが怖いのも当たり前です。やっぱり帰らない方がいいのかなと私も何度も思いました。
でも、最終的には自分の気持ちに正直になるしかありません。


私は皆さんには、もうネガティブな感情に苛まれる情報を取り込まないでほしい、とも思っています。

~たらどうしよう、と不安に駆られて、その不安を増大する検索ワードを調べてみたり、ツイートを見たり、Uターン失敗などのブログ記事を読んだり、
不安を投稿して悪い考えを助長するコメントを貰ったりすると、悩む時間がただ増えるだけです。
私もそうでした。

その情報発信をしている人は、私も含めてあなたの状況を完璧に理解しているわけではありません。

自分の気持ちを一番よく知っているのは自分なのです。
ですので、是非とも、冷静に自分の気持ちと向き合う時間を無理にでも作ってください!

というわけで、初回はちょっと長くなってしまいましたが、
「青森にUターンしてみた!~Uターン決心編~」でした!

次回は、「青森にUターンしてみた!~約十年ぶりの帰省編~」です!
お楽しみに!

ページトップへ戻る