- 社員インタビュー
未経験だからこそ、自分なりの正解を見つける@プラントオペレーターはおもしろい
六ヶ所ソイルセンター佐藤さんのご紹介
元々、関東で土木関係のお仕事をされていた佐藤さん。地元へのU ターンを機に、先輩からのお誘いを受け、六ヶ所ソイルセンターと出会います。
未経験で始まったプラントオペレーターの面白さや、なかなか聞けない夜勤との向き合い方まで、とことん語っていただきました!
地元への想いがつないだ経験とご縁
岩手県軽米町で育ち、卒業後は県外へ就職し土木工事の仕事をしていたのですが、東日本大震災を機に地元に帰る決意をしました。
土砂や瓦礫が積み重なるニュースを見て、土木工事の経験を仕事として何かしら活かせないかと思ったんです。漠然とした想いでしたが、地元にとっても若い力が必要な時期でしたし、とにかく経験を積みたかったんですよ。
そんなタイミングで、一本の電話が鳴ったんです。岩手県の三陸沿岸道路の開発にあたり、「土木経験者がすぐに欲しい!一緒にやろう!」と先輩からの連絡でした。その時、初めて「株式会社大興※(六ヶ所ソイルセンターの運営を行っている会社)」の事を知りました。まず、自分が必要とされていることが嬉しかったですし、話を伺うと、多くの資格手当等もあるなどしっかりとした待遇面も魅力的でした。断る理由はなかったですね (笑) 。その後、入社し、無事に高速道路も開通、2021 年に現在勤務している六ヶ所ソイルセンターに配属されました。
※六ヶ所ソイルセンターは2018 年に㈱大興、大泉建設㈱、㈱大興商事の3 社による共同出資で運営が始まりました
新鮮な未経験からのスタート
配属前に、「工場」とは聞いていましたが、初めてプラントを見たときは衝撃を受けました。
完全に未知の領域です (笑)。
六ヶ所ソイルセンターは、土壌洗浄を行っている工場なのですが、まずは「土の洗浄って何?」みたいなところからのスタートでした。業務に関する一通りの説明のほか、見て覚えることも多く、最初はとにかく先輩の話に耳を傾けながら、なるべく近くで見るようにしてました。配属当初は、土や薬品に関する知識も全くありませんでしたが、その環境が逆によかったのかもしれません。分からないことをそのままにせず、先輩に聞いたり、自分で調べたりするようにもなりました。未経験の私でも機械操作に関しては大体1ヶ月程度で覚えることができたので、特に難しい仕事内容ではないと思います。その後、慣れてきたら土の種類や性質に合わせて薬品の効き目を調整できるようになり、今は自分の持ち場以外にも、工程全体の流れにも気を配るようにしています。
密な関係性というより、必要なコミュニケーションを
仕事中は基本的にそれぞれの持ち場があるので、機械操作が主な業務になります。
スタッフ同士、必要な連絡は無線を使うので、面と向かって人と関わる時間は、引継ぎ等1日の中でも極わずかです。ただ、緊急時や判断に困ったときなど、必要なときにはしっかり相談に乗ってくれる上司がいるということが心強いですね。
実は自分、こう見えて人見知りなんですよ(笑)。だからこそ、何かあったときにすぐ相談しやすいように、業務が一段落した際の小休憩や、事務所内での「お疲れ様です!」といった些細なコミュニケーションは結構大事にしていますね。お互い気を遣うような雰囲気でもないですが、かといって仲が悪いわけでもない。いい意味でさっぱりしている職場だと思います。
これまで人付き合いに悩みを抱えていた方や、人と接する仕事に疲れてしまった方にはぜひおすすめですね。
夜勤は日々発見。慣れが導く新ライフスタイル
この仕事の特徴的な点は、夜勤の勤務があることです。(各月で日勤と夜勤を2週間ずつ交代)
土の搬入に関わらず、プラントは24 時間稼働し続けているので機械の保守点検も重要です。自分は前職で夜勤の経験もあり、不安はなかったですし、割と慣れるのは早かったと思いますね。ですが、世間一般的には「夜勤=きつい」というイメージってやっぱりありますよね?
人にもよると思うのですが、自分は逆に夜勤のほうが生活リズムが整うんですよ(笑)。夜勤は休憩中に仮眠もしっかりとれますし、手当等含めてしっかりと給与にも反映される点も魅力です。
生活面では、工場から車で15 分程度の社宅に入居しており、夜勤明けは工場から1分で着く温泉施設で汗を流すのも楽しみの一つです。それと、少し真面目な話をすると、実は夜勤の時間帯ってプラント内が静かな時間もあるんです。この時間が結構好きで、配属された当初は自分の持ち場以外の場所へ、機械や作業風景をよく観察しに行ってました。色々見てほかの工程を理解するにはすごくいい機会だったと思います。
夜勤という、言葉だけ聞くときついイメージですが、単純にきついだけではないです。慣れは必要ですが、有効的に活用すると発見もあり、意外と毎日楽しいですよ。
正解はひとつじゃない。これからも柔軟性を
プラントオペレーターのやりがいは、まず基本的な機械操作を覚えてから、その先にあるような気がしています。機械操作一つとっても、土の種類や性質に合わせた判断が必要です。
この部分にこそ追及していく価値があり、面白みがあります。また、自分は面倒くさがりな性格なので、毎日「こうしたほうが作業が早く終わるかも」といった小さな工夫を考えながら業務にあたっています。
所⾧もよくおっしゃっていますが、仕事において、「正解はひとつじゃない」と思います。これからも教わったことを念頭に置きながらも、柔軟性をもって作業にあたり、日々の仕事をアップデートしていきたいです。
少しでも興味をもった方は是非一度工場見学に来てほしいですね。
「未経験でも構いません!一緒に働きましょう!」