• 経営者・管理者インタビュー

津軽当物駄菓子を後世につなげてゆく事を第一の使命として

製造業

佐藤製菓

佐藤製菓

佐藤 力雄(Rikio Sato )

今日では、お盆・お正月に無くてはならない定番のお菓子「大王当て」「イモ当て」 津軽の庶民の文化とも言える「当物駄菓子」の伝統と味を守り続けて参りました。

うちの会社のここがすごい!

 昭和27年の創業以来、65年間、戦前から伝わる津軽当物駄菓子を唯一守り続けてきました。昔は甘いものがない時代で、あんこ100%の生菓子を何件も競争して作っていましたが、50年位前には当社しかなくなっていました。
 当社は、津軽当物の元祖と言える「大王当て(生菓子)」をはじめ、今尚ロングセラーとなっている「イモ当て」を昭和40年代に開発し、甘い物から美味しい物へと時代変化に合わせたお菓子を作り続けています。
 今は、少子高齢化・核家族化向けに、食べきりサイズのプチシリーズの当物がお土産として重宝されております。
「大王のイモくじを知っていますか?」と尋ねると「子供の頃よくやりましたよ!」「正月はいつも家族でやっています!」などの答えが返ってきます。このような声を聞くと、これからも津軽の伝統をつなげていきたいと心から思う瞬間です。

私が大切にしていること

 最も大切にしていることは、お菓子の味と品質、そして従業員のチームワークと健康です。掃除に始まり、掃除で終わり、安全・安心を皆で心がけ、お菓子の品質管理をすると共に、皆の健康管理もお願いしています。ちなみに私自身はトライアスロンで健康管理をしています!
 また、チームワークについてですが、職人による手作りの少量生産ですので、それぞれの持ち場に責任を持ち、一度行程がスタートしたら止まってしまわない様、チーム一丸となって作業を行っております。

やりがいに感じていること

 やはり、お客様がお菓子を手に取り懐かしがる姿や、くじを引いて楽しんでいるところ、美味しそうに食べているのを見た時や、その話を聞いたときです。
 65年間、津軽当物駄菓子を守り続けて本当に良かったなと感じる瞬間です。
 また、お盆やお正月の大量注文をギリギリ間に合わせて作り終えた瞬間の安堵感も格別です。昔は繁忙期は、朝の3時から夜中の23時まで働いていたときもありましたが、現在は計画的に生産できていますので今はそんな働き方はしません(笑)

こっそり教えて!自身の失敗談

 実は私、整理整頓が行き届きすぎて、物をどこにしまったか分からなくなる事があります。(汗)お菓子の型は私が手彫りしているのですが、その型を彫る彫刻刀をどこにしまったか分からなくなり、困った時がありました。置き場所を決めていないので、その時は、ここに置いたと分かっていても忘れてしまうのです。。。今度からは置き場所を決めて整理整頓をしたいと思います。(反省)

将来目指す姿

 津軽当物を全国に紹介し、津軽を代表するお土産の一つとして、全国の物産フェアなどで引っ張りだこになる商品に育てたいです。
 そして更に売り上げを上げ、従業員にも満足な生活を送って頂きたいです。
 また、これは私の密かな夢ですが、社員皆でスポーツ活動ができる会社になれたら最高だと思っています。全く泳げなかった私が、1年で水泳を覚え、トライアスロンで完走したチャレンジ魂と健康管理方法を参考にしてもらい、是非皆でスポーツ活動をしていきましょう(笑)

こんな人と一緒に働きたい!

 元気な挨拶ができる人。素直な人。何にでもチャレンジし諦めない人。そしてお菓子が大好きな人。そんな人と働けたら最高です。

製造業佐藤製菓

昭和初期には、津軽の子供たちに親しまれていた津軽当物駄菓子を次世代に継承するために、その味と品質を守りながらも、時代に合わせた改良や新商品の開発に取り組んでおります。街中の駄菓子やさんが無くなってきている今、お盆やお正月に里帰りした家族や仲間を迎え、皆でくじを引き、子どもの頃の「ワクワク・ドキドキ」感を味わえる遊び心満載のお菓子作りを続けております。また、ほとんどが手作りなので、皆のチームワークを大切にしております。