- 社員インタビュー
仕事も遊びも、没頭できる充実感を感じられる会社
27歳まで東京でバリバリ仕事をこなしていた吉田さん。 それまで、ブルーカラーのお仕事はまったく縁が無かったそう。コロナ禍をきっかけに、ひとつ人生の転機を迎え、福田組へ入社した吉田さんからは、すなおな気持ちで「今」を充実させて生きていらっしゃることが伝わってきました。 そんな初めてとび土工の世界に飛び込み、いまを輝く吉田さんに、入社してから今までのお話をお伺いしました!
27歳でのUターン転職は、異業種の建設業界
今、このインタビュー記事を見ているであろう未経験の方と同じように、以前の私に「とび・土工」の業界で働くなんて考えは、まったくありませんでした。
でも、長く働きたいと思えるこの会社と出会えて、今、良かったと思っています。
私は、2年前まで東京で飲食コンサルタントとして、グルメ情報サイト(ぐるなびや食べログ、ホットペッパーなど)の仕事をしていました。しかし、昨今の新型コロナウイルスの影響で飲食業界が軒並み休業、閉店に追いやられ、コンサルの収入も安定しなくなり、これを機にUターン転職を決めました。
福田組に転職を決めたのは、知り合いがいたことと、もともと体を動かすことが好きだったので、初めての建設業界でしたが、やってみることにしました。
現場に行くことも、作業を見ることも初めて。最初の1ヶ月は現場でどんな作業をしているのかを見て、体で覚え、感覚を養いました。資材の種類や長さ、それらがどこにどのように組まれていくのかをまず理解しました。高所での作業となると、開口部などの危険な箇所や安全帯を装着しないと行けない場所などは、知らなければ危険が伴います。何が危険で、何が怖いか、何に気を付けるべきかを、先輩から学んでいきました。
転職して1年。まだまだ修行の身ですが、だいぶ資材も理解し、職人の「手元」(資材や工具を職人に渡す役割)として補助作業ができるようになっています。
また、よくパソコンを使う仕事をしていたので、こっち(福田組)では、パソコン周りでも頼ってもらえて、嬉しいですよ。
得意なこととか、やりたいこととか、「おう、どんどんやれ!」と後押ししてくれたり、ベテランも私を頼ってくれたり、そんな居心地の良い居場所になっているんだなと感じます。
没頭できる、そんな充実感を感じられる日々
東京で暮らしていた時は時間が過ぎるのがとても早く、ここは住むところじゃないなと感じていました。それだけ時間に追われていたのでしょうか。地元に帰ってきて、改めて時間がゆったり過ぎるのが心地いいと感じました。バイクや車のカスタムが好きで、それに没頭できるのが嬉しかったです。ウチの社長もバイク好きだし、社員にも同じ趣味の人が多いので、休憩時間にはみんなでわいわい、まるで学生時代に戻ったかのように盛り上がります。
しかし、ひとたび仕事のスイッチが入ると、みんな顔つきが変わり、真剣モードになります。これは福田組で取り組んでいる野球にも通じています。常に向上心を持って上を目指し、やるときはやる、遊ぶときは遊ぶ。仕事も野球も遊びも全力で!がモットーの会社ですよ。
「福田組ブランド」を受け継ぎ、現場責任者を目指して
現場は原子力発電所の敷地内。作業に入る業者は数十社となることもあり、同じ現場で別の業者さんと作業することもあります。他社さんから言われてうれしかったことは「福田組さんだったら間違いないね!」と言われること。福田組で経験したらどこに行っても通用するくらいの技術力が身に付くし、お客様や関係業者からの信頼も厚く、自分たちの頑張り次第で、新しい仕事につなげることができます。それはひとえに、これまで先輩方が積み重ねてきた確かな技術と実績があるからこそ。
これからはそれを自分たちが受け継ぎ、そして次に繋げられるようにしたいです。
私の直近の目標は溶接の資格を取得することです。資格を取れば給与もアップするし、仕事の幅も広がり、キャリアアップにもなります。後輩を育成し、現場を指揮できるくらいのいろいろな経験を積んで、最終的には現場責任者になりたいと思っています。