• 経営層・管理者インタビュー

誰しも最初は未経験

工場長(2級自動車整備士・自動車検査員)船渡さんのご紹介

入社21年のベテラン工場長の船渡さん。スイミングスクールのコーチから整備士となった異色の経歴を持っていらっしゃいます。20代のころから車が好きで、ご友人からもお車に何かあったら頼まれ、整備していたそう。
工場長と言う役職にある現在も、目をきらきらさせながら、ご自身のお仕事について語る船渡さんには、仕事の魅力や、この仕事を長く続けられる理由についてお聞きしました。

工場長(2級自動車整備士・自動車検査員)船渡さんの仕事内容について

船渡さんの主な業務は、整備が終わった車両の検査、工場長としての数値管理、業務の指示です。皆さんの当たり前の安全を届けるために、整備士が車の整備をし終わったあと、最終的に不備が無いか・基準に適しているかを判断し、自動車のオーナーにお渡しする最終工程を担っているのが「検査員」の仕事です。
「検査員」は、その重要性、人々の命に関わる責任ある仕事であることから、「みなし公務員(準公務員)」とも言われています。

~工場長船渡さんの一日~

08:00~ 朝礼(前日実績発表、工程会議・本日作業計画確認、ロープレトレーニング)
09:00~ 車検入庫車両点検、お客様へ現社プレゼンテーション(説明)・工程会議
11:00~ 車検完成車両検査
12:00~ お昼休み
13:30~ 昼礼
14:00~ 車検完成車両検査・工程会議
18:00~ 翌日計画作成・クレンリネス(清掃)、工程会議
18:30~ 作業終了・帰宅

あくなき探究心

私は、免許を取ったのが、20歳くらいでした。それから、自分の車を買って…。それで、「どれがどうなっているのか?」「なんでこうなってるのか?」そんなことを考えながら、自分の車を整備したり、友達の車でちょっと悪いところがある、となったら、車屋さんに見せる前に、私が見ていましたね。
それからも、自分で調べたりして、自分の中の知識だけでやっていたんですけど、「やっぱり車が好きだなー」と思って、思い切って、20歳超えてから、専門学校に通いました。
それまでは、高校卒業後に就職したスイミングスクールのコーチをやっていたのですが、それも辞めて、本格的に整備工場で、「整備士」になりたいと思ったんです。専門学校を終えた2年後、整備士の資格を取ってから、就職しました。

それまで車には全く興味がなかった!

そんな経緯で今でこそ仕事にしてしまっていますが、「車」は、小さい頃も、学生の頃も、まったく興味がありませんでした!(笑)
ハタチのときに車を買って、自分でいろいろ調べたりしていくうちに、はまって、間もなく専門学校に通って資格を取ったという感じです。

夢中になれるワケ

車っていろんなメーカーさんがありますよね。それぞれ、部品が違えば整備の仕方も違ってきます。自分の車、友達の車、いろいろ見ているうちに、「この車種は、この仕組みが違う」とか、発見があったんです。
そして、壊れている車には必ず、何らかの原因があります。その原因を「どうやったら直るのかな」と追及するんです。一心不乱ですね。当時は、インターネットとかではなくて、雑誌や本などを漁ってました。
楽しかったですよ、今も、楽しいです。

七洋に入社したきっかけ

私は八戸からは少し遠方に住んでいるのですが、ガソリンは七洋で詰めていました。
当時、ガソリンスタンドと言えば、私の地元では少しガラの悪い(笑)金髪の、兄ちゃんがアルバイトでやっているような、そんな感じだったのですが、七洋のガソリンスタンドでは、みなさん、しっかりしていて、てきぱきした接客がすごく良かったのを覚えていたんです。
それで、求人を見かけて、応募したいなと思ったのがきっかけです。

「感謝」と「誠意」

青森県は車社会なので、いたるところに、整備工場も、車屋さんもあります。八戸もかなり多いです。
その中で、お客さまに選んで頂いているという、「感謝の心」を忘れないようにしています。そして、だからこそ誠心誠意対応します。メカニックは、無骨な人が多いイメージもあるかもしれませんが、車が壊れて不安なお客様に、ちょっとでも早く安心してほしいとみんな考えて仕事をしています。
また、この車の整備の仕事と言うのは、決して一人で完結できるものではありません。整備士みんなのチームワークあってこそ。自分が大変なときも、先輩も後輩も助けてくれます。だから、大変だ、とか、つらいと思ったことは無いです。忙しくなってきたり、ちょっとミスをして落ち込んだときも、慰め合う雰囲気があります。そんなみんなと働けることに、感謝しています。

仕事で嬉しいこと

今は工場長という立場ですが、お客様から、後輩たちのことを誉めて頂けるのが一番嬉しいです!
「やってもらって良かった」「初めて来てこんなに良い接客してもらえるとは思わなかった」などの言葉を聞くと、自分よりも仲間がそういうふうに言ってもらえるのが、嬉しいなと感じますね。

雰囲気が良い、団結力がある会社だからこそ、長く続けられる

普段仕事をしていると、他の部署と関わることはほぼないのですが、当社はそんな他部署との交流の機会を多く作っていると思います。今はコロナでできていないですが、計画発表会をかねた新年会や、食事会など。楽しいですよ。
チームワークや、明るい雰囲気を大事にしているのは、社長がそういう意向を誰よりも強く持っているからですね。「困ってる人がいたら助ける」というのも、常に言われています。
仕事を長く続けるにあたって、人間関係は、絶対に大事です。ちょっとの思いやりとか、挨拶とか、感謝の気持ちとか…。
お互いの苦労や、頑張っていることを、認めて、尊重し合うというのは、当然のことのようだけど、今こうして自然にみんなができるのは、当社の先代はじめ先輩方の努力が、私たちに浸透したからだろうなと思います。

整備士は、残業が多い仕事?

3月、4月にかけての春先が、車業界は新生活などに伴う繁忙期になるのですが、私が入った20年くらい前は、確かにかなり遅かったんです。あとは車検シーズンなど。
しかし、社長はじめ、会社で「このままではいけない」という流れを受け働き方改革があって、取り組み方が全く変わった転換期が3年ほど前にありました。どういうふうにしたら早く帰って生産性をあげられるか考えながら、模索したんです。
確かに、繁忙期は忙しいですし、通常時もときには残業はあります。しかし、そういうときも、仲間うちで助け合ったり、早く帰れるように工夫しています。私は釣りも趣味としているのですが、休みを確保したり、プライベートを満喫する余裕はきちんとありますよ。

よそで直せなかった車も、うちに来たら、直す!!

この仕事をしていて、面白さというか、プロ根性に響くことがあります。
いろんな工場で「直せない」、つまり、ついにお手上げ状態でうちに来た、という車もあるんです。巡り巡って来たわけですから、まずは、どこが悪いか調べるのですが、「分からないことは無い」という心意気を私たちは持っています。
全員の経験を照らし合わせる、音を聴く、触ってみる、今までの事例を調べまくる、そんな地道なことを、年配の人も後輩も一緒になってやるんです。根性論ですが諦めない気持ちもあると思います。
そうして、直せたときのお客様の笑顔を見たり、「本当にありがとう」という感謝の言葉を聞いたりすると、この仕事はやめられないなと感じます。

未経験の方も、ぜひチャレンジしてほしい!

私の部署には、違うメーカーから来たという人、新卒で入った人、もともとSS(サービスステーションの略=ガソリンスタンド)で、働きながら陸運局(国土交通省に属する行政機関)の講習を受けて、整備士の資格に合格したという人、私のようにもとは車が趣味の素人だった人、様々います。
私は、最初整備工場の前に、接客を覚えておいてほしいという上司の意向でSSに配属されました。整備士も、車の状況説明や、相談をしたりと、お客様とコミュニケーションを取る機会が多いです。そういった、長い目で見た際に社員が困らないような教育制度もしっかりあります。実際、お客様の状況のヒアリングや、プレゼンなど、そのときの経験は今の私の役に立っています。
地方では、車は必需品の一つ。人々の生活の基盤に関わる、誇りを持てる仕事です。少しでも興味がある人は、ぜひチャレンジしてほしいと思います。分からないことがあったら、初歩的なことでもまず、聞いてみてください。新しい世界が待っていますよ。

設備・メンテナンス業, 自動車業, 環境・エネルギー業株式会社七洋

株式会社七洋は、車販売やガソリンスタンドなどのカーライフをサポートするサービスを軸に、一般家庭向けの灯油やLPガスの供給、船舶を対象とした燃料の給油、介護事業などを行っています。 1972年の創業から、長年にわたり、地域のニーズを踏まえた事業を幅広く展開することによって、より人々が暮らしやすい社会になるように貢献してきました。 これからも、地域の車社会を支えてきた先駆者として、地域の産業力、暮らしの快適さがより一層向上し、人々が活発に生きていく社会にしていくために、すべてのお客様へ安心と安全を届けることを使命としていきます。