• 経営層・管理者インタビュー

自分時間を咲かせる旅「津軽・花詠みの宿」

自分時間を咲かせる旅「津軽・花詠みの宿」

有限会社黒石観光ホテル 花禅の庄

石澤 照代(Teruyo Ishizawa)

花禅の庄では3つの心を大切にしています。 ①旅の時間を珠玉の思い出としてお持ち帰りいただけますよう【まごころ】を大切にしています。 ②お客様の旅の思い出が華やかで彩りあるものにまりますよう、花のような優しい心【花ごころ】でおもてなしします。 ③ゆったりとくつろぐ旅には、やはり【和ごころ】が似合います。当館では、ロビーも廊下も全て畳敷き。足下からリラックスに包まれます。

うちの会社のここがすごい!

平成5年に国内初の「全館全て畳敷き」の純和風旅館「花禅の庄」としてオープンしております。当旅館では部署を超えた3つの委員会があり、若い従業員の意見やアイデアを活かしたイベント企画がサービス向上につながっております。企画の1つで、平成25年より月間「花だより」を発行し始めて会員数2000人以上となり、お客様のリピート回数が増えるとともに、従業員にファンがつくこと、それが大変嬉しく思います。従業員のやりがいにもなっているようです。

私が大切にしていること

従業員に対しては、特に若い従業員の働きやすい環境を大事にしています。これまでの旅館業では当たり前であった労働条件を改善し、従業員がワークライフバランスを充実させ、やりがいを持って働いていただける体制を整えたことで若い従業員が定着するようになりました。お客様に対しては、笑顔、おもてなしの気持ち、会話を大切にしています。当たり前のことですが、旅館の中で気持ちよく過ごしていただけることを一番に考えております。

やりがいに感じていること

仕事で喜びを感じることは、お客様が元気な笑顔で旅館で過ごし、送り出せることです。旅行で利用するお客様が多く、疲れから体調を崩す方も少なくない中で、出来る限りのお世話をさせていただき、朝元気な笑顔を見ると自分の事のように嬉しく思います。色んな方々とお会いできることが毎日楽しくやりがいがあります。また、女将として、従業員が褒められることが本当に嬉しいです。

こっそり教えて!自身の失敗談

若い頃は、自分の旅館では”こうであってほしい”という気持ちが強く、マナーの悪いお客様とぶつかり合ったこともあり、言ってはいけない言葉も言ってしまったこともありましたが、そのお客様がまた来てくれた時は本当に嬉しかったです。その頃の憤りは今はなく時が過ぎるっていいことだなあと思います。

将来目指す姿

現在、2代目のおかみを育てているんですが、それがとても楽しみなんです。1,2年後には次の世代に受け継ぎたと思っております。やり方は次の世代のやり方で、これまで受け継いできた思いは継承して行きたいと思います。私の目標になりますが、受け継ぐまで温かく見守りながらサポートして次の女将を育てることです。

こんな人と一緒に働きたい!

人を思いやれるひとです。私たちの仕事は人対人ですので、お客様が求めるサービスを提供するためには、人を思いやれることが何よりも欠かせないことです。また、コミュニケーションが出来ることも大切です。チームで働く力がとても大事ですので、働く仲間に対しても思いやりや協調性を持てる方と一緒に働きたいですね。

サービス・レジャー業, 飲食業有限会社黒石観光ホテル 花禅の庄

花と畳を愛する宿「津軽・花詠みの宿 花禅の庄」は、野に咲く花の様なやさしさと、畳のぬくもりのある温かいおもてなしの宿という意味を込めています。