- 社員インタビュー
地元で働くことで、家族や友人と過ごす時間
ササキコーポレーション生産部溶接チーム 上原子さんのご紹介
令和6年に十和田工業高校を卒業後、幼少期から関心を持っていた農業機械に携わる仕事を志し、地元での就職を決めた上原子さん。現在、生産部の溶接チームで働きながら、日々技術を磨いています。また、趣味で続けている野球では審判の資格を取得し、地元の大会などで地域活動にも力を注いています。今回は、地元就職の魅力や仕事と趣味の両立を実現するための工夫について、若手社員としての視点からお話を伺いました。
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県内に就職先を絞った理由
私は元々、県内就職を強く希望していました。それは、慣れ親しんだ土地で生活を続ける安心感や小学生のころから続けている野球を今後も続けていきたいと考えていたからです。また、家族や友人など知り合いがすぐ近くに多くいることは非常に心強いですし、家族や友人に何かあった際にすぐ駆けつけられるというメリットも大きいと感じています。このような地元ならではの環境が私にとって、県内就職を選ぶ決め手となりました。
ササキを知ったのは、在学中に学校で行われた就職イベントがきっかけでした。会社説明を聞いた際、家族の近くで働ける環境や農業機械に関わる仕事内容、さらに全国の農業を支える歴史ある企業という点が自分の価値観にぴったりだと感じました。幼少期から母方の農家で農業機械を身近に感じていた私にとっては、まさに理想的な会社だと思いました。その後、親や学校の先生に相談する中で、ササキが「県内では数少ない、歴史のある機械メーカーでトップレベルを誇っている会社」だと知り、ますます入社したいという気持ちが強くなりました。
ササキは、働きやすい雰囲気や実家からの通いやすさ、自分がやりたいことを続けられる理想の環境だと感じています。地元就職したことで何かあった場合はお互いに頼り合ったり、親孝行ができるのもうれしいですね。この会社に入社して、充実した毎日を過ごせています。
先輩たちに学びながら目指す溶接技術の高み
入社後最初の研修では、同期と一緒に3か月間各部署で行いました。加工部門では旋盤作業やグラインダーでの仕上げ作業、溶接部門ではロボットに溶接の指示を出したり、溶接後の後処理を経験しました。組立部門では除雪機のハンドルを組み立て、本機に取り付ける作業も担当しました。学校で学んだことが役立つ場面がたくさんあり、研修を通して少しずつ自信を持てるようになっていきました。また十和田工業出身の先輩方が各部門にいたり年齢が近い先輩も多く、分からないことがあれば気軽に相談できる雰囲気や環境だったのでとても心強く、安心して研修に取り組むことができました。
私は今、溶接部門でロボット溶接以外の溶接を担当しています。ロボット溶接はプログラムを使って進めるのですが、ロボットでは対応できない細かい部分や複雑な工程は手作業で行っています。ロボットと手作業、それぞれの役割がしっかり分けられていて、効率よく進められるところがこの仕事の面白いところだと思います。
溶接部門には10人ほどのメンバーがいて、ほとんどの先輩が溶接資格を持っています。先輩方は本当に技術が高く、頼りになる方ばかりなので、私も早く資格を取得して先輩たちのような技術者になりたいと思っています。
野球が好きだから。楽しさが原動力
休日は、高校野球の審判資格を活かして野球に携わっています。在学中に硬式野球の審判資格を取得し、現在は弟が通う十和田工業のコーチも務めています。選手としては叶わなかった舞台に審判として関われる可能性があると思い、後輩をサポートするこの道を選びました。シーズン中は朝野球や高校野球の審判として活動し、毎朝グラウンドに立っています。
私の一日は、まず早朝に野球をしてから会社に行き仕事をこなした後、十和田工業に向かいチームの指導をしています。選手たちにとって練習は厳しいかもしれませんが、私が現役時代に成せなかった甲子園出場という大きな目標を一緒に叶えるべく、できる限りの力になりたいと思っています。それもこれも、すべては「野球が楽しいから。好きだから。」という気持ちがあるからこそ。
仕事も野球もどちらも充実しているので、苦に感じることはありません。むしろ、人よりも多く充実した時間を過ごさせてもらっていると思います。さらに、地元で働きながら実家に頼れる分、貯まったお金で親に何かプレゼントを贈るなど親孝行ができるのもうれしいですね。
周囲に良い影響を与えられる存在へ
これからも仕事と野球の両立を続けながら、自分自身の成長を目指していきたいと思っています。溶接の資格取得を目標に技術をさらに磨いて、職場での存在感を高めていきたいです。また、野球ではコーチとして後輩たちをサポートし、彼らが甲子園という夢の舞台に立てるように全力で支えたいと思っています。仕事でも野球でも自分にできることを積み重ね、周囲の人たちに良い影響を与えられるよう努力を続けていきます!