- 社員インタビュー
整備士一筋の自分が辿り着いた場所
田村モータース整備士榊さんのご紹介
高校卒業後から整備士の道を選び、田村モータースでは10年以上、大型車担当の整備士として勤務している榊さん。
手についた黒い油も、六ヶ所村の静かな整備工場で真摯に車と向き合った時間を物語っており、仕事への情熱が伺えます。
インタビューでは、他社の整備工場も複数経験した観点からお話を伺うことができました。
Uターンで出会った、今までで一番働きやすい職場
田村モータースに入社したのは2012年で中途入社でした。それまでは関東でトラックやバスなど大型車の整備をしており、地元の東北町から通えて自分のキャリアを活かせる職場を探していて、ここに行き着きました。
青森県と関東での大きな違いは、やはり車の台数ですね。ディーラーの下請けだったのですが、稼働している台数というか規模感が全く違い、忙しさは作業時間が日をまたぐこともしばしば、という感じでした。
私は田村モータースに入って10年以上になるのですが、それでも、2年くらい前まで、18:30上がり(定時は17:00)で残業はあったのです。ですが、さらなる働き方改革があって、今ではほとんどの日が17:00上がりという感じです。どんどん、帰る時間が短くなっていますね。休みも取れていますし、私の整備士人生の中で一番働きやすい職場だと言えます。
無理なく、自分のスキルを活かせる
大型車は整備したことが無いのに、その担当になってしまうのではないかという不安を持つ方もいるかもしれませんが、基本的には、乗用車の経験がある整備士さんは、9割乗用車で、1割大型車のヘルプに入って頂きます。タイヤ交換などの簡単な作業ですね。
乗用車を経験した整備士からすると、大型車は別物という認識だと思います。積載量にも大きな差がありますし、乗用車はガソリンで、大型車はディーゼルですし、エアサスペンションを使っている車が多いです。
乗用車の経験があって大型車にも興味がある方は、少しずつ大型車の整備に関わることで、新たなスキルと経験を積み重ねることができると思います。
いずれにせよ、大型車の整備経験がないのにそこに配属されるということは無いので、安心してください。
ちょっとした「優しさ」を感じられる場所
会社の好きなところは…仕事中にコーヒーとお茶が無料で飲めたり、茶菓子というかお菓子があって、有線(BGM)を聞けるところですね。(笑)
それだけではないんですが、会社のフロント兼事務の高田さんが、そういった配慮をしてくださって、社員同士の雰囲気も相まって和むんですよね。リラックスできます。私の経験では、そういう職場は今まで無かったんですよね。音楽もあれば、一人の世界に入るとき耳に心地良い。QOL(クオリティオブライフ)の向上みたいな感じですよね。
休憩所があって、そこでみんなで昼食を取ってます。テレビも見れるし、奥に台所もあり、喫煙所もあります。
あとは最近社長が作業服のデザインを刷新したようで、この前新しい作業服になりましたね。社員のことを気遣ってくれたんでしょう。ありがたいですね。
本当に堅苦しさみたいなのは無い会社なので、のんびりと働きたい人は良いと思います。例えば家庭などでちょっとの時間の都合をつけたい、とかは全然相談可能です。
自分もそうですが、ここは車いじりができれば良いという人が集まっているので、社長も含め気も合う人が多く、雰囲気も良いですよ。
「腕が良ければ、仕事は来る」
ここ六ヶ所村は、仕事が集まります。田村モータースは六ヶ所村にある数少ない指定工場として、地元の建設会社や運搬会社の現場作業者などの依頼も多く、安定していると言えるのではないでしょうか。
実は5~7年の間で、そういった依頼が伸びてきて、当時は仕事が増えることに対する不安も正直ありました。人員も増え厳しい時期を乗り越えて今がある感じがしています。
うちの会社の整備士や板金スタッフは、一言で言うと職人気質の人たちです。今仕事が安定しているのは、そういう過渡期に、社員全員が良い仕事をしたからだろうなと思います。
一つ一つの問題に丁寧に向き合うことが、会社の安定に繋がる。シンプルに、腕が良ければ、仕事が来ると、私はそう思っているんです。
今後の展望は、車いじりを続けること。
高校を卒業するとき同じ整備士の道を歩むことになった友人から「乗用車は狭いし、大型車の方が大きくていいだろう」なんて、今考えるとずいぶん適当なことを言われて、そこからずっと大型車の整備をやっています。ずっとこの仕事を続けられているのは、長く働ける職場を見つけられたからだと思います。
車の分解、動かない車を自分の手で直して動かせるのがやっぱり、何歳になっても楽しいですね。
例えばエア漏れと言って、パンクではなくタイヤの空気圧が短期間で減ってしまう現象があるのですが、修理をしたあと、規定通りの空気圧を入れたとき、漏れがないことが確認できた際には「やったぞ!」と、やりがいを感じます。
車が好きなので、これからもずっと車いじりができればいいなと思っています。
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