- 社員インタビュー
美味しいシャモロックをお客様にお届ける為に
農場スタッフとして、シャモロックの飼育を担当する福田さん。ブロイラーとの違いや生き物を扱うという事の責任感、将来についてのお話をお伺いしました。
キレイな仕事ではないが大切な仕事
これまで祖母の介護をやっていた自分に代わって、母親が祖母の介護をする事になり仕事を辞めたので、今度は自分が働こうと思い、知人の紹介でこの「グローバルフィールド」に来ました。
農場の仕事は、決してキレイな仕事ではないですが、この仕事を誰かがやらないと、お店や食卓に美味しいシャモロックが並ぶことはないので、凄く大切な仕事だと思っています。なので、最初から抵抗無くすんなり入れました。考え方一つだと思うんですよね。時には、我慢や忍耐も必要ですが、そのうち慣れてきますよ。
一番大変だったことは、体調管理です。入社当初は環境が合わず、体調を崩した事もありましたが、その後は一度もないですね。
高級地鶏シャモロックとブロイラーの違い
シャモロックは、一般のブロイラーと違って、約2倍の期間をかけてじっくりと育てるんです。「平飼い」と言って、鶏が自由に動き回れるように全て放し飼いにし、広々とした鶏舎で鶏が自由に運動できるのでストレスを感じずに育ち、健康で丈夫な体になり高品質な地鶏に育ちます。
鶏の世話をしていると、時々「この鶏はなついたかな?」と思うときもありますが、私がいつものように歩いていくと、見事にみんなパーと逃げていきますね(笑)
生き物を扱うということ
生き物を扱う仕事なので、スタッフはシフト制で365日世話をしています。また、臨機応変に対応することが求められるので、自分で考えて行動するようになりました。日々、やるべき事を最後まできちんとやり遂げる責任感も一層強くなった気がします。
普段はそれぞれの持ち場で各自仕事をしていますが、休憩時間はたわいもない話をして、コミュニケーションをとっています。話しやすい雰囲気の職場は助かりますね。自分、人見知りでお酒も飲めないですけど、職場の飲み会も楽しいですよ。
農場スタッフとして「これから先」
最初はどんな仕事も覚えるまでは大変でした。水を飲ませる為の樋があるのですが、毎回、鶏たちが踏んでひっくり返った樋を根気強く戻したり(笑)、何百羽の鶏の羽を広げてワクチンを打ったりなど、覚える事も沢山ありましたが、今では慣れたもので、一通りの仕事はこなせるようになりました。今後は、鶏の卵の選別や鶏舎洗いなど、農場スタッフとして一人前になれるように、色々な仕事に挑戦していきたいですね。農場長の事務仕事の手伝いもできるようになれればと思います。
平日休みのメリット
私の休みは平日なのですが、用事がある時などは助かります。休みの日は、隣り街まで出かけたりするのですが、道路も混んでいないしお店も空いているので、平日休みもなかなか良いものです。家に居るときは、ゲームをやるかマンガ本を読んでいるんですが、5歳離れた兄と趣味が一緒なので、兄が買ってきたマンガ本を読んだりと、あまりお金をかけずに趣味を楽しんでいます。
五戸の町の温かさ
自然あふれるこの町は、小さい町だからこそ、人の温かさに触れることができる町だと思います。挨拶をすれば挨拶を返してくれる。それが人と人との繋がりを強くするんだと思います。小学生の子供たちは、町中で会えば率先して挨拶をしてくれるんですよ。これって小さい町だからこそですよね?ちょっと大きい町とか市だと、知らない人に声かけたら怪しいと思われたり(汗)こっちからも挨拶しづらいですしね。
小さな事かも知れないけど、日々、温かさを感じることが出来る町だと思います。