- 社員インタビュー
内装工から漁師の経験も。多彩なスキルを持つ異色の現場リーダー
課長 山口 真治さんのご紹介
社長が漁師の株式会社山神(ヤマジン)は、常に挑戦を続ける活気に満ちた会社です。学生時代に部活動やスポーツの経験がある方は、山神さんで楽しく働けるでしょう。 この記事では、アルバイト経験後に再度、正社員として入社した山口さんについて紹介します。日々、新たな挑戦を続ける現場リーダーに会社の魅力や求める人物像についてお話を伺いました。
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- 課長 山口 真治さんのプロフィール
- ・2007年 株式会社山神 アルバイト入社
- ・2017年 株式会社山神 中途入社
- ・2020年 製造部 主任に就く
- ・2021年 製造部生産管理課 課長に就く
- ・2023年 製造部メンテナンス兼物流課 課長に就く
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私は大工に憧れ、神奈川県の内装工事会社に新卒で入社しました。しかし、父親の体調不良で24歳の時に青森県へ戻り、内装工の仕事を続けつつ、1年間だけヤマジンでアルバイトを経験しました。アルバイトを辞めた後、しばらくは家業の手伝いをしていましたが、当時から社員の頑張りを評価してくれる会社だと感じていたため、再びヤマジンで働きたいと思っていました。丁度、その時にテレビでヤマジンの仲間たちが一生懸命に仕事に取り組む姿や活躍している姿を見て、再び本格的な水産加工に関してのスキルを身につけたいと思い、入社を決心しました。
中途入社をしてすぐ配属されたところは、今朝水揚げしたばかりのベビーホタテを箱詰して、その日の午前中に出荷する部署でした。そこは、スピード感があり、出荷量も多く、まるで戦場のような現場でした。最初はとても戸惑い、業務に慣れるまでは「あれやらなきゃ、これやらなきゃ。」と自分の仕事に追われる日々でしたが、班長と仲間たちと協力し、過去最高の出荷記録を達成することができました。これが自信につながり、余裕が生まれたことで、工場全体の業務効率化を可能にすることができ、私自身の視野も大きく変わったと実感しました。また、この成果が評価され、物流課のフォークリフト運転や在庫管理を任されるようになりました。
自身の強みを活かした配属先の決定
入社後、新人さんの最初の配属先は、「この部署からスタート」という決まりはありません。
半年間の研修期間を設け、会社全体の流れや部署ごとの流れ、ホタテに関する知識や作業工程などを覚えていただきます。たとえば、なぜホタテの洗浄やホタテを凍結させるのか、袋詰めの目的について、一通り説明しながら回ります。理解を深めた後、実際に作業を行うことによって、仕事の意義を理解し、効率化を図れるように行えると考えています。
また、研修期間中に、苦手な作業や得意な作業など知っていただき、その人に合った得意分野で楽しんで仕事ができるように配属先を決めています。
面接は、私と工場長の二人で行い、ステップアップにおいても、私や各部署の班長がサポートします。私もそうでしたが、最初から全てを完璧にこなすことはできませんでした。本当に知識も経験もゼロから入ってきて構わないです。新しいアイデアを積極的に取り入れて、一緒に挑戦しながら成長して行きたいと思っています。
現場のリーダーとして
私は今、人材を育てる立場を任されているので、日々幅広い視野を持つように心掛けています。新人さんが作業を一人で行えるように付きっきりで教えつつ、他の仲間たちも効率よく作業を行えるようにサポートしたり、業務量が多くなっている部署の仕事を分担したり、工場全体の保守管理を行っています。
現場のリーダーとして、現場の人たちと仲間じゃなきゃいけない。仕事中の気を引き締める時と、緩める時の線引きを大事にしています。一戦を終えた後のお疲れさま会を励みに、部署の仲間たちと一緒に頑張っています(笑)。確かに、日々の業務内容では、きつい状況もあり、体力的な仕事も含まれますが、参加できる仲間たちとの集まりを楽しみにしています。
アルバイトの時代と比べると、会社の体制は大きく変わりました。頑張って努力をしている人は、きちんと評価され、基本給や手当が増える会社です。私自身も、入社した当初と比べ、働きやすい環境が整備され、確実に収入も増えました。
今のままで良いのか?ヤマジンは、一歩先に進む組織
ヤマジンは、長い歴史の中でさまざまな挑戦に取り組んできた企業です。社会のニーズや求められていることに対して、挑戦し続けています。組織が保守的な考えで、変化を避けてしまう会社がある中で、それは、ヤマジンが誇れる特長でもあります。それに対して、現場の私たちがこのスピードに追いつくためには、新しい知識や技術の積み重ねが必要不可欠です。
全てをゼロから作る必要があるため、「何を準備すべきか」を考えることが出来る人には適している仕事だと考えています。例えば、学生時代に部活動でリーダーを任されていた人は、新しいことに挑戦し、責任感がある人が多いと感じています。
ヤマジンでは、多種多様な経歴を持つ20代~60代の幅広い年齢層の方たちが働いています。学生時代にスポーツの選抜選手やピッチャーだった人、前職が部品工場であったり、ガソリンスタンドの店員だった人、漁師をやっていた人や銀行員だった人もいます。様々な会社からやってきている人達ですが、明るい人が多く、休憩中はワイワイしている雰囲気ですね。
組織全体の未知への挑戦
基本的に、どの部署でも「生産性向上のために必要なことは何か?」を常に考えながら、成果を上げることが求められています。今より、もっといい商品にするためには、どうすればいいのかを考え、積極的に提案と試行を行っています。
最近では、若い人たちも積極的に色々な知識を吸収してくれて、職場全体で前向きな雰囲気が広がっています。たとえば、データ管理のシステムの導入が行われたときには、若い人たちが新しいシステムを使いこなし、私に教えてくれ、新しいアイデアを一緒に考えてくれたり、非常に頼もしく感じます。若い人たちは、パソコンが得意だったりするので、どんどん新しいことを取り入れ、変革に対応してくれることは、この先の戦力として本当に素晴らしい姿だと感じています。組織全体が困難や挫折に対しても前向きな姿勢を持ち、チャンスや可能性を見出そうという共通の目標に向かって進み、各方面から様々な表彰をいただきました。これからも変わることなく、一緒に成長し、未知の領域に踏み出していくことを楽しみにしています。