• 社員インタビュー

なくならない、地域に絶対必要とされる仕事に誇りーループで続けるパッカー車運転手の魅力

なくならない、地域に絶対必要とされる仕事に誇りーループで続けるパッカー車運転手の魅力

有限会社ループ

金澤 健一(Kenichi Kanazawa)

有限会社ループ設立の前身企業から17年間にわたりパッカー車(塵芥車)の運転手をしている金澤さんにインタビューをさせて頂きました! 金澤さんが仕事を通じて大切にしているのは、地域に対して「直接的な社会貢献をしている」という感覚を持つこと。 その専門的な技術と経験は、地域の公衆衛生と安全性を確保する上で必要不可欠。このインタビューを通じて、未経験でも可能なこちらのパッカー車運転手の仕事について知って頂ければ幸いです。

この仕事を始めたきっかけは、大型車愛

簡単に言うと、大きい車の運転が好きだから…というのが理由ですね。前職はミキサー車といって工事現場にコンクリートを建設現場に配達する車の運転手をしていました。小さい頃から、大きい車を運転することそのものに憧れがあったんです。
ミキサー車は車体後部に装備されたドラム部分を回すのがカッコいいな~と思っていて、それで始めました。今の会社との出会いは、前職の会社が業績不振に陥って、次の会社を探していた折、ループの求人を見てパッカー車も乗ってみたいな!と思ったのと、知り合いがいたのもあって、応募しようと思いました。

AT免許から始めるパッカー車運転手の道

未経験の方は敬遠してしまうかもしれませんが、実はAT免許でも応募は可能なんですよ。
普通自動車免許の限定解除という制度があって、免許を取得した際はATだとしても、一定期間の運転経験を積んだり、特定の講習を受けたりすることで、ATの制限を解除して、仕事で使うマニュアル車の免許を取得することができるのです。
また、当社にはATの収集車も2台ありますので、経験が浅い方はそちらに乗って頂いてます。当社では女性社員も大型運転免許を持って、堂々と大型車を乗りこなし活躍していますよ。

実際に今、教習所で限定解除の手続きをした若手社員や、ATの収集車で一人で運転して現場デビューを果たした社員もいます。
土地勘がなくても、大丈夫。最初は助手席に乗って、先輩社員が教えます。

社会に必要とされる、絶対になくならない安定した仕事

汚いとか、体力仕事で大変そう…とか思われるかもしれません。しかし私はこの仕事に対して、誇りを持って17年以上働いています。社会に絶対必要で無くならない仕事ですから。
体力は仕事をしていくと身についてきますし、身体を動かす業務は健康維持にも役に立ってるなと感じてます。
ゴミ収集の仕事と言えば、多くの方が各家庭を朝一で回り、ゴミを回収するというイメージをお持ちかもしれません。それはもちろん大切な役割の一つで、基本的な仕事なのですが、実はそれ以外にも私たちの仕事の範囲は非常に広いのです。

例えば、企業様からのご依頼で素材回収を行うこともあります。これは主に製造業や飲食業など、特定の素材、例えば缶やプラスチックなどを大量に使用する企業様からのご依頼です。そういった素材は適切にリサイクルされ、再利用可能な形で社会に戻っていきます。

また、企業様から単発のゴミ回収の依頼も多くあります。これは、例えばオフィスの移転やリニューアルに伴う不用品の処分、イベント後のゴミ処理など、一時的ながら大量のゴミが発生する状況をサポートする役割です。

さらに、一軒家の解体前のゴミ回収も私たちの業務です。家屋の解体に先立って、その中にある大量のゴミや不用品を効率良く処理することで、解体作業のスムーズな進行をサポートします。
こうした多様な業務を通じて、私たちは単にゴミを運ぶだけでなく、地域社会の清潔さと健康を守り続けています。

金澤さんの資格取得のこれまで

実は、ループに入る前に持っていた資格は「大型自動車免許」と「大型特殊自動車免許」のみ。「フォークリフト」「車両系建設機械」「車両系建設機械(解体用)」「小型移動式クレーン」「玉掛け」は、会社に入ってから取得しました。会社としても資格取得は営業品目に直結しますし、非常に前向きに支援してくれますよ。

この資格を持っていれば次はこの資格が取れる、とか、これとこれを持っていればこれができる、とか目に見えて自分のスキルアップに繋がり、仕事の幅が広がることが私は面白いと思います。そういうことに意欲がある人は続けられるんじゃないかなと思いますね。

▽Topics

【フォークリフト】
フォークリフトの運転資格は、荷物や物品を持ち上げ、運搬・積み下ろしするために必要です。工場や倉庫などで使用され、物流業務や荷物の取り扱いに関わる職種で必要な資格です。

【車両系建設機械】
車両系建設機械の運転資格は、建設現場で土砂や資材の運搬、掘削、整地などの作業を行うために必要です。ダンプトラック、ローダー、エクスカベーター、ブルドーザー、グレーダーなどの機械を運転する際に必要な資格です。

【車両系建設機械(解体用)】
車両系建設機械(解体用)の運転資格は、建物や構造物の解体作業を行うために必要です。ハンマークラッシャーやシャベルクラッシャーなどの解体機械を操作する際に必要な資格です。

【小型移動式クレーン】
小型移動式クレーンの運転資格は、建設現場や物流業界などで使用される小型のクレーンを操作するために必要です。荷物の吊り上げや移動、搬送などを行う際に必要な資格です。

【玉掛け】
玉掛けは、クレーンや吊り具を使用して荷物を吊り上げる作業を行う技術です。玉掛け技術者は、荷物の重量やバランス、安全性を考慮しながら適切に吊り上げ作業を行うための資格が必要です。

温かい人間関係が育む職場の雰囲気

ループでは勤続年数が10年以上の社員がたくさんいます。
私が知ってる中でも「とりあえず入ったつもりが、もう何年目だろう?」と言う社員もいるくらいです。仕事の魅力もありますが、職場の人間関係の良さが長く続けられる理由の一つかなと思います。居心地が良いというのが大切な要素ですね。その証拠に、私よりも長くこの会社で働いている社員は数多くいます。

仕事の内容も多種多様で、日々の業務が単調になることはありません。色々な仕事があるので、新しい事を学び続けられ、飽きることがないです。そして何より、毎日大型車に乗るのが私たちの仕事。私のような運転好きにとってはとても楽しいことです。

この仕事は大変そうなイメージがあるかもしれませんが、社内はとても和気あいあいとしています。仲間たちとの会話や冗談があるから、日々の仕事が楽しく、私がこの会社で続けられる原動力の一つです。

環境・エネルギー業, 建築・土木業有限会社ループ

ループがある三沢市は、自然豊かでありながら災害が少なく快適で居心地の良い街です。 私たちは、生命をやどした「宝もの」(人、自然、植物、動物、人の手により作られたもの)に感謝の念を持ち、愛する次代を担う子供達や地域(地球)のために、生活と事業活動による環境の「環」(ループ)を改善するため日々努力邁進し、循環型社会形成のために地域と環境の「和」(ループ)を常に創造する企業を目指しています。