• 社員インタビュー

皆の健康と命のため。使命感を持って放射線を管理

公益財団法人核物質管理センター

大山 貴史(Oyama Takafumi)

放射線管理員大山さんのご紹介

大山さんは、青森県おいらせ町出身。現在もおいらせ町からバスで通勤しているそうです。
地元三沢高校の普通科理系を卒業し、日本原燃の関連会社での勤務経験があったものの、入社時放射線については知識がなかった大山さん。核物質管理センターに転職してから2年が経った現在についてお伺いしました。

放射線管理員の仕事について

放射線管理員は、「人が立ち入っても大丈夫なところ、危険なところ」の管理をするのがメインの業務です。放射線量を常時チェックすることで、現場の検査員や分析員、周辺地域の住民の安全を守っています。また、有事の際の対応も行います。

「計装の経験者募集」の文字を見て応募

前職では計装といって、日本原燃の施設内で建屋の圧力計や温度計などの点検・更新をしていました。核物質管理センターのことはその頃からいろいろ調べていて「いいな」と思っていて、あるとき求人に「計装の経験者募集」と書いてあるのを見つけて応募しました。
放射線の点検は未経験だったので、先輩たちに教わりながらいまも勉強中です。新しいことを学ぶことが、仕事へのモチベーションを高めてくれています。

交替制で常に放射線をチェック

安全管理課のメインの業務は、常に測定器で計測され送られてくる放射線環境のデータを確認することです。ほかの検査員や分析員と違い、英語を使う場面は無いですね。24時間365日、交替で8時間ずつ勤務しながら、設備の放射線環境をずっと監視します。そうやって、核物質を扱う設備、放射線の測定器の点検に異常がないか管理しています。私は去年1年間、交替勤務で夜間に出勤していました。休みもちゃんと取れますので、夜勤も特に不満はありませんでした。
今は昼間の勤務で、設備の放射線環境のデータをまとめて上司への報告書をつくるといった、事務作業が多いですね。

職員が安心して検査・分析できるように

安全管理員は、管理区域の放射線量だけでなく、そこに出入りする職員の健康に影響がない被ばく量かどうかも管理しています。管理区域に入るとき、職員はポケットに入るくらいの小型の線量計(ガラスバッジ)を必ず身につけているんですが、安全管理課は、その一人ひとりのデータを確認しています。
自然界にも放射線は存在していて、日常生活で問題ない被ばく量というのが決まっているので、それを常にチェックしています。測定された毎日のデータを見て、職員の健康状態を守っています。
実際、危険な数値になると、音が鳴ってすぐわかるんですが、私は入社してからそういったことは一度もないです。そうならないように、少しでも線量が高いなと思ったら近づかせないとか、遮へいするとか、作業時間を少なくしてもらうとか、そういった対応をしています。

万が一放射能汚染が出てしまった場合は、除染作業の対応を行うのも私たちの役目です。なので、私たち安全管理員は、常に使命感をもって放射線の管理を行っています。

穏やかな雰囲気の職場

仕事自体は責任も伴うので、ピリッとしてるかと思いきや、職場の雰囲気は和やかですね。男性が多い職場だけど、丁寧な話し方をする人が多い印象でした。人間関係のストレスはないですよ。心地よい距離感をみんな持ってるなという感じ。
前職が体育会系な感じだったのもあってか、いまの職場で先輩から「君」や「さん」付けで呼ばれたり、物腰が柔らかい人が多いのが、良い意味でカルチャーショックでした。

知識や経験よりも意欲

放射線管理員の仕事は、集団で作業するというよりは、「あなたはこれであなたはこれ」と個別に業務を振られることが多いので、自分のペースで働けます。
放射線に関する知識はなくても大丈夫です。もちろん知識がなければ設備の異常に気づけないので、入社後に勉強することは必須です。でもみんな丁寧に教えてくれますし、学ぶ意欲さえあれば大丈夫だと思います。私自身、放射線の知識はまったくなかったので。
私たちの仕事は「もしものときに備える」こと。いろんな測定器があるのでどうなれば異常だっていうのを学ぶのですが、すべてはみんなの健康、そして命を守るためです。それが原動力となって、例えば自分の専門外のことはほかの職種の方に聞いたり、仕事に必要な資格にチャレンジさせてもらったりと、いろんな人からたくさんのことを吸収できていると思います。
使命感を持って長く続けられる仕事なので、誇りを持って働いています。


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環境・エネルギー業公益財団法人核物質管理センター

私たちは、1972年の設立から国内の核物質が平和目的にだけに利用されていることを確認する「保障措置」に関連する業務を行っています。 オーストリアのウィーンに本部を構える「国際原子力機関(IAEA):核の番人」が、核物質が平和利用目的のみであるかの査察を世界的に行っており、核物質管理センターは、そのIAEAに提供する国内の核物質の情報が正確かどうかを確認する業務を担います。 日本では国内法に基づく唯一の指定機関として、日本の原子力の平和利用を支えています。 現在、青森県六ケ所の地元採用を強化しており、保障措置検査員や化学分析員、放射線管理員といった、センターの中核となって業務を進める職種を募集しております。 放射線や原子力について経験が無い方でも、職種ごとの業務内容やインタビューをみてご興味があれば、ぜひご応募ください。