- 社員インタビュー
チームで働く人たちへの思いが成長へ
前職は自動車業界で営業のお仕事していた佐々木さんですが、全く違う業界に転職したきっかけはとてもシンプルな気持ちだったようです。新たなチャレンジと自身の成長についてお話してくれました。
新たな仕事への挑戦
入社のきっかけは、求人検索サイトで、他にはない“線路を扱う”という特殊な業務内容に興味を持ったのがきっかけでした。営業職は向いていないと感じていましたので、体を動かす仕事で未経験者でも働ける仕事を探していました。線路を扱うといっても全くイメージがつきませんでしたし、体力的にも不安はあったのですが、何だか面白そうという気持ちだけで応募を決めました。“新たな仕事へ挑戦してみよう!”という気持ちが強かったですね。
社長のサポートが安心感となる
入社してからは、社長が現場に付きっきりで仕事を教えてくれました。1から10まで丁寧に教えてくれましたので安心出来たという印象です。社長なので最初は緊張してしまいましたけど(笑)。教えてもらった事が出来なくても、決して怒ることがなかったです。理解できるまで何度も丁寧に教え直してくれましたね。入社してから気づいたことですが、特殊な仕事なので入社する人はほぼ未経験者だということ。だから、育てるノウハウは凄く持っているかも知れないと思いましたし、不安が「安心感」に変わりました。
単純作業の中に、技術を磨き続ける面白さがある
仕事内容は手作業から特殊重機のオペレーションまで色々ありますが、今の主な仕事は、レールを支える土台(マクラギ)の交換業務と「列車見張員」の仕事です。マクラギ交換は手作業で体力勝負なところが最初は辛かったですね。これは慣れると体力がついてくるので大丈夫になりますが、まだまだ磨かなければいけない技術があります。単純作業に思われますが、道具の使い方1つでも仕事の精度が変わりますし、電車が安全で快適に運行する為には、レールをミリ単位で調整しなければいけません。「列車見張員」で時刻表の見方を覚える事も苦労しました。電車の入ってくるタイミングを知らせることで社員の安全を守るとても大事な役割であり、業務に必要な資格も取得しています。どちらも経験を積むだけ上達していくのが面白い仕事だと感じています。
冷静に正確に仕事が出来るのは緊張感のある現場だから
現場は時間勝負で危険と隣り合わせの所もあるので、緊張感は常にあります。そんな中でも一緒に働く先輩方はみんな陽気な性格で、注意される時もユーモアのある話し方で私を笑わせようとして…場が和みますよね。仕事はそんな先輩方とチームワークで動きます。
以前、JR貨物さんの備品を壊してしまうといった失敗をしたことがあったのです。そんな時も怒るのではなく「しょうがない、怪我がなくて良かった。失敗したことが無いやつなんていない」って先輩に励まされました。普段なら普通に注意されますけど(笑)。コミュニケーションが苦手な自分が自分らしく働けるのは、チームという心地いい居場所があるからかも知れません。
仕事をする上で一番大事にしているのは安全です。お互い声掛けをし合って、「ダブルチェック」のルールを決めています。仕事を頼まれたときには、“了解”だけではなく、相手が言ったことを復唱して、お互い間違いがないか確認しています。緊張感の中でやるからこそ、冷静に正確にやっていけているのかなと思います。
この会社に入って仕事に対する意識が変化
この仕事をずっと続けていきたいですね。とにかく経験値を増やして自分の出来る仕事の幅を広げて、「お前に任せておけば安心だ」って言われたいです。あと10年はかかるかも知れないですけど(笑)。 まだ入社2年目ですが、これまで経験した分だけ仕事のスピードも上がりますし、上達を感じるのは嬉しいですね。それ以上に、チームで何かを成し遂げた時の一体感や達成感がやりがいとなっている気がします。
この会社に入って、仕事に対する意識が以前とは変わりました。前職では嫌なことがあった時、逃げ出したい気持ちが強かったように思います。今は仕事だから責任を持ってやろうという前向きな考え方が出来るようになりました。一緒に働いているみんなが陽気で前向きだから、自然にそう思えるのかも知れません。
無理をせずに自然に成長していける会社
自分らしく働けるという意味合いで、この会社には縛りがない、そう感じています。もちろん他の会社と同様に規則はありますし、お休みも決して多い方ではないけれど、自分にとっては働きやすい会社だと感じています。日中の勤務の他に夜勤もありますが、自分にとっては夜勤明けの日中はお休みという感覚で、あまり気にならないですね。社内ではざっくばらんに話が出来るから、休暇を取る時も、悩みや不安がある時も話しやすい雰囲気があります。そこはこの会社の魅力だと思います。入社1年目からでも、自分の意見を言えますし、先輩方も後輩の意見を聞きながらチームワークを作っているように感じます。経験値が多く最善の判断をしてくれる頼れるリーダーがいるのも心強いです。無理をせずに自然に成長していける、そんな環境があるから、少しだけ成長した自分がいると思います。