• 社員インタビュー

周囲のフォローがあるから、さらなる高みを目指せる!

周囲のフォローがあるから、さらなる高みを目指せる!

須道さんは、1歳半になるお子さんを育てながら、建築施工管理技士として現場監督をしています。下北地域で資格を取得し現場監督をしている、唯一の女性人材である須道さん。子育てと仕事を両立する須道さんに、仕事の内容や会社からのサポートについて詳しく伺いました。

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下北地域で唯一、資格を有する女性現場監督として活躍

わたしは東通村出身です。高校は工業高校の設備科だったのですが、そこで建築の授業もあって、住宅の図面を描いたりしたことで興味を持ち始めました。その後、さらに建築を学ぶために盛岡にある短期大学の建築科へ。短期大学に進学する時から、将来的にはむつ市に帰ってこようという気持ちがありました。
熊谷建設工業を知ったのは就職活動の際に、求人を見たのがきっかけです。実は熊谷建設工業を受ける前、別な建設会社の書類選考で「女性はちょっと…」という理由で不採用になった経験がありました。その点、熊谷建設工業では「女性だから」という理由で断られることもなく無事に採用され、2014年に新卒で入社し、現在7年目です。

入社当初は、現場に出ると男性が多く、協力業者さんの中には少し怖そうな方もいて、声も掛けられずにいたのですが、、、そのうち、わたしから話し掛けに行ったり、逆に声を掛けてもらうこともあったりして、そこから少しずつ打ち解けて話せるようになりました。慣れてくると業者さんも実はみんないい人で話しやすく、今では楽しく仕事できています!

現場を指揮し、現場の安全を守る仕事

現在は現場監督として、協力業者さんに作業について指示をしたり、タブレットで現場の記録写真を撮影したり、現場の施工品質や安全管理を行うのが主な仕事です。安全管理では、現場を巡回し作業に不備がないかどうかを確認します。
事務所ではその日の作業書類の作成や、撮影した写真の整理などを行っています。忙しいときは1日現場に出っぱなしですし、とくに作業がない日は1日パソコンと向き合っているという感じで、業務は天気にも左右されますね。
今担当しているのは、むつ市の公共施設である「かさまい館」という展示施設の空調設備の改修工事です。熊谷建設工業からは2名がこの工事に携わっています。エアコンなどの空調設備を撤去するために、まずは天井材を撤去して作業を進めています。

実は、2021年の6月まで育児休暇を取得していました。
妊娠してから産休に入るまでは現場に出ていたのですが、上司が過剰なほどに気を遣ってくださって、「そんなに外に出るな」と心配してくれました。なので調子が悪いときなどは申し出やすく助かりました。
職場復帰してからも、出勤時間の調整など配慮をしていただいています。復帰後は上司に「子育てを優先していいよ」と言っていただけたことで、働き方を工夫したり、同じ課の社員にフォローいただきながら仕事と子育てを両立できています。

たくさんの方が使う公共施設をゼロから作る喜び

現場監督の仕事は、新築工事などを担当して、何もないところから建物が完成し、お客様に喜んでいただけたときに、最後まで仕事をやり通せた達成感があり、特にやりがいを感じます。また、協力業者さんとのコミュニケーションがうまく取れたときなどもうれしいですね。

現場では、自分よりも年上の方に指示することがほとんどです。時には無理なこともお願いしなければならず、突っぱねられることもあったりしますが、なんとかお願いして作業を進めてもらっています。工事現場で協力業者さんが怪我をしないように、安全管理には特に気を配っています。
熊谷建設工業で担当する建築は、デザイン性のある施設や、公共施設が多いです。また、土木では道路や河川も作ります。いずれも、たくさんの人に使っていただくものですね。
今まで担当した工事のなかで一番記憶に残っているのは、産休直前に担当していた、むつ市の「桜木園」という老人ホームです。上空から見ると桜の形に見えるという特徴のある建物で 、東京の設計事務所が設計し、熊谷建設工業が施工を担当しました。
基本的に建物というと四角形のものが多いと思うのですが、桜木園は花びらを表現するためにすべてがアール(円弧)になっていて、花びらは全部で8つ、桜の花びら1つに部屋が10室ずつ入ります。鉄骨でその花びらのアールを表現するのがとても大変でしたが、印象に残っています。

育休後の復帰は社員のフォローもあり安心。柔軟な働き方に対応

先ほども話したように、出産や子育てをしながらでも安心して働ける職場であることが熊谷建設工業の強みです。社員の方々にフォローしていただきながら、子育てと仕事を両立できているのはとてもありがたいですね。ちなみに、子育てのほうは夫の祖父・祖母が手伝ってくれていて、仕事が遅くなったりすると代わりに迎えに行ってくれたり、お弁当を作ってもらったりしています。周囲の方々に支えられているので、仕事に対して前向きに取り組めています。

熊谷建設工業に入社し、資格の受験資格に必要な経験年数を経てからは、資格取得にも積極的に取り組んでいます。産休前の2019年に「2級建築施工管理技士」の資格を取得しました。
「2級建築施工管理技士」の資格がないと現場代理人になれないので、資格取得前までは上司である現場代理人の下についていたのですが、資格を取得したことで小さい工事では代理人として仕事ができるようになりました。

もう少しで1級施工管理技士の受験資格も得られるので、1級施工管理技士と2級建築士の資格取得を目指しているのですが、子どもが産まれるタイミングと重なって、まだ取得できていません。今は子育てもあり勉強時間の確保もままならないので、子どもがもう少し大きくなったらまた挑戦を再開しようと思っています。最終的には、1級建築士まで取得したいですね。
また、熊谷建設工業では資格を取得することで毎月の給与に資格手当が支給されます。最近、資格手当の上限が撤廃され、資格を取得した分だけ手当が支給されるような仕組みに変わったので、モチベーションを高く維持しながら勉強できそうです。

女性でも安心して働ける土木建築の現場。仲間募集中!

建築部はワイワイ楽しくというよりも、どちらかというと真面目な雰囲気の職場だと思いますが、わたしはこの仕事しかないと思って続けています。辞める理由がなくて。むしろ、もっと仕事をがんばって上に行きたい気持ちが強いです。結局は仕事が楽しいんですよね(笑)。

熊谷建設工業は、社内全体で女性が10人ほど在籍しています。建築部でいうとわたし一人なので、やっぱり土木建築の現場に女性が増えて欲しいなと思います。業務上、業者さんとのやり取りやコミュニケーションが必要なので、積極的に声を掛けてコミュニケーションが取れる方は、ぜひ目指して欲しいです。熊谷建設工業は育児や子育てにも理解があり、業務もサポートしてくれるので安心です。ぜひ一緒に働きましょう!

建築・土木業, 自動車業, 小売・販売業, 設備・メンテナンス業株式会社熊谷建設工業

私たち熊谷建設工業は1943(昭和18)年に創業以来、総合建設業として常に新しい工事・技法に挑戦しながら、お客様の満足のために安心・品質・環境など、目には見えにくい部分にこそ”真心”をこめ、日々業務に取り組んで参りました。また、建設業の土木・建築を基盤とし、その他にも自動車整備、石油販売と4つの事業を展開している為、事業経営においてメリットが多く安定成長につながっています。私たちはこれからも新しい挑戦を続け、お客様や地域の皆さまへ価値のある構造物やサービスを提供し、地域社会の貢献に取り組んで参ります。