- 社員インタビュー
高品質な新聞を印刷して、メディアの一端を担う仕事
舘山さんは入社4年目の26歳。新卒で東日オフセットに入社し、オペレーターとして活躍しています。プロフェッショナルな先輩社員の背中を見ながら、高品質な新聞を届けることに誇りを持って働いている舘山さんに、東日オフセットで働く魅力について伺いました。
この人たちと一緒に仕事がしたい!
大学では、社会学部に所属していました。就職活動するときに、情報やメディアを扱う仕事がしたいと思い、一時は県外での就職も考えましたが、住み慣れた青森市で働きたいという想いから地元就職を決意。ハローワークで求人を探していた、東日オフセットを紹介されました。
早速、東日オフセットに応募すると、会社見学の機会をいただきました。社内を見学したことによって、自分が実際にどのような会社で、どのような仕事に携わるのかを理解できましたし、社員の皆さんがきびきびと働いているのを見て、この人たちと一緒に仕事がしたいなと思ったことが、入社の決め手となりました。新卒で入社して、現在は入社4年目です。
実際に働いてみると、新聞印刷にはさまざまな工程があることを実感しました。新聞を印刷するために刷版が何十枚も必要であったり、印刷用紙である巨大なロール紙を運んだりもします。翌日の朝刊配達に間に合わせるため、限られた時間のなかで確かなものを印刷しなければなりません。実際に勤務して、とても緊張感のある仕事だということを日々感じています。
時間が決まっているからこそ、毎日緊張感のある現場
現在は、制作管理部で印刷のオペレーターとして働いています。新聞印刷は、色調と体裁が大切です。そのうち私は、体裁を担当しています。読者が読みやすいように印刷位置を整え、偏りが目立つ場合に機械のパネルで操作して、修正する業務を担当しています。
新聞は1秒間に20部以上印刷されるので、体裁の調整は時間との戦いです。素早い判断と操作が必要なため、印刷中は常に緊張感を持って仕事をしています。
入社して最初に任されたのは、約1トンのロール紙を機械にセットする給紙部の担当でした。現在は後輩が給紙を担当していて、私は給紙業務を教える立場です。新人に対してわかり易く教えることの難しさを感じながら、教え方を工夫しています。
私は、この新聞印刷という仕事に責任とやりがいを感じています。当社は北東北3県の毎日新聞やスポーツニッポン、クライアントから依託された新聞を印刷しています。自分が印刷した新聞が店頭に置いてあるのを見たとき、この仕事をやっていてよかったと実感します。青森県内だけでなく、秋田県や岩手県の新聞も刷っているので、他県に遊びに行ったとき、コンビニなど店頭に自分たちが印刷したものがあると、うれしく思います。どういう状態なのか気になって、ちょっと手に取ってしまいますね(笑)。
高品質な新聞を読者に届けたい、という想いは社員全員が持っている
新聞印刷は、チームで行う仕事です。社員は、1グループ5人で構成される6つのグループに分かれ、交代制で勤務しています。チームワークが非常に重要で、チーム一丸となって工程通りに印刷を完了しなければなりません。
機械トラブルが発生した時、当社は輪転機メーカーの拠点から離れているので、即座に修理に来てもらうことができません。新聞という商品の性質上、印刷を翌日に持ち越すことはできませんので、私たちはマニュアルを作成し、トラブルを自分達で対応できるよう研修を積んでいます。さらに日々のメンテナンスを怠ることなく実行し、トラブル発生を未然に防ぐ努力をしています。
当社は印刷品質が高く、クライアントからも印面品質を高く評価していただいています。読者にいい紙面を届けたい。社員全員、品質向上に向け、日々努力しています。私が担当している体裁を整える作業も、新聞の品質に大きく影響する部分です。印刷品質が良く、読みやすい新聞を読者に届けたいという思いで、日々仕事に取り組んでいます。
朝刊の新聞印刷は夜の仕事。自分なりの生活リズムを整えるのが肝
朝刊は夜に印刷しますので、夕方に出勤して深夜に帰宅する勤務が基本です。夜勤、日勤が切り替わるローテーション勤務のため、生活リズムを整えることはとても大事です。
夜勤の場合は18時20分~2時20分、日勤の場合は10時30分~18時30分の勤務時間で、夜勤3日+日勤2日+休日1日のサイクルで働きます。基本的に残業はなく、時間どおりに帰宅できます。私の場合、夜中に仕事から帰宅してもすぐに寝ることはせず、お風呂に入ったり、TVや録画した番組を観たりしてリラックスしてから、朝方頃に就寝します。昼くらいに起きて、そこから夕方の出勤までの時間が自由時間という感じです。有給休暇は取りやすいので、日勤の1日を有給休暇にして連休にしたりしてリフレッシュできています。
夜勤の際は、19時40分~20時40分が休憩時間で、晩ご飯を食べたり、社員同士でマンガやアニメなどの話をしたり、休憩時間は和気あいあいとした雰囲気です。緊張感のある勤務時間と休憩時間のメリハリがちゃんとしているのが良いと思います。
印刷技術を先輩社員から受け継ぎ、後輩に伝えていくことが使命
私は入社して4年目ですが、オペレーターの業務だけなく、今後は機械の仕組みを学び、整備の仕事を充実していきたいと考えています。一人前になるまでは、まだまだ勉強することがたくさんあると思いますが、先輩の技術を受け継いで、早く会社に貢献できるようになりたいです。そして、自分が入社した時に「この人たちと一緒に仕事がしたい」と思ったように、後輩からそう思ってもらえる人になりたいですね。