• 社員インタビュー

目指したいのは「笑いのある現場」。職人たちが笑い、意見を出し合い、のびのび働ける現場を私は作りたい。

目指したいのは「笑いのある現場」。職人たちが笑い、意見を出し合い、のびのび働ける現場を私は作りたい。

株式会社溝口電気

吉永 拓馬(Yoshinaga Takuma)

高校入学時から電気工事士という将来を見据え、電気科を選んだという吉永さん。入社後も現場仕事を通じて技術力を高めながら30歳前に現場を仕切る「現場代理人」へとステップアップを果たしました。大変なことも多い仕事の中で、「笑いある現場を作りたい」と、吉永さんならではの視点をもちながら、仕事に取り組む様子をお聞きしました。

高校卒業後は、働こう。そう決めていたから工業高校へ進みました。

もともと、高校卒業と共に就職を考えていたため、就職率が高いと聞いていた八戸工業高校の電気科に進学しました。昔から機械が好きで、在学中に第一種・第二種電気工事士を取得、就職先も電気工事士として働ける会社を選びました。溝口電気を選んだのは、八戸市内での知名度が高かったことと、他社と比較したときの待遇の良さ。自宅から通勤しやすい距離にあったことも決め手のひとつでした。

入社後まずは電気工事士としての経験を積みたいと志望し、現場で電気工事士として4~5年ほど働きました。モノを作る楽しさを味わいながら仕事を覚えていったように思います。
電気工事士としての経験で土台が出来てからは、次のステップに進もうと施工管理(現場代理人)として現場監督業務に挑戦しました。電気工事士として様々な現場を見てきていたことが、監督となってからも具体的な指示出しを出来ることや、お客様・他業者さんとの打ち合わせに活きたように思います。溝口電気では、より技術力を高めキャリアアップしていく人を後押しする制度があり、待遇面のアップもその一つ。私自身もその制度を使い、現場仕事から管理の仕事へと実力をのばそうと挑戦することに決めました。

そしていよいよ現場代理人としてデビュー。分からないことは聞く、を徹底し乗り越えました。

現場代理人となってからは、それまでの職人としての作業的な仕事から少し離れ、工事全体の計画を立案したり、資材・人員配置の調整をしたり、書類作成をしたりと仕事の内容が大きく変化しました。私の場合、そのタイミングでパソコンを使い始めましたが、その使い方も部長や課長に教わりながら学びました。当社の上司はたとえ部長・課長といった肩書のある方であっても、聞いたことに対して事細かに指導してくれます。向上心をもち、実力をつけていきたいと望む人には、ピッタリの環境ではないでしょうか。

現場代理人としての苦労とやりがいについて。図面の書き方・材料選び・行程の組み方。一つ一つに自分の考えを反映できる面白さ。

現場代理人としての仕事で大変なのはやはり忙しさです。1人で複数の現場をかけ持つこともあり、1つの現場の進捗を見ながら、別の現場の計画を同時に練る…といった場面もあります。自分の頭をどんどん切り替えて、問題解決したり、計画を立てたり、進捗確認をしたり…と、マルチタスクに様々なことと向き合い続けていく仕事です。大変なことも確かにありますが、その分短期間で多くのことを学び、成長していくことに繋がっているという手ごたえも感じています。

特に、規模の大きい現場を任されているときは大変さも増しますが、同時に多くの職人さんや業者さんと協働していく醍醐味があります。誰かに指示され動くのではなく、自分の頭で考え、自分の考えを反映させながら仕事をしていける自由がありますね。現場代理人の考え方・個性によって同じ現場でも進め方は異なります。図面の書き方、材料の選び方、工程の組み方など、自分のカラーを出しながら仕事ができるのは楽しいですね。

目指したいのは、「笑いのある現場」

現場代理人として目指したいのは、「笑いのある現場」です。工事には必ず納期があり、その納期に間に合わせるため、計画を立てます。納期を守ることは確かに最低限大事にすべきことですが、それが最優先になり、作業の質が落ちたり、職人のみなさんが張り詰めた気持ちで仕事をすることになるのは違うのでは?と思っています。
私は、なるべく余裕のある工程作りを心がけ、集中するときには集中し、最終的には時間が余るくらいの余裕を感じてもらいながら、現場の職人さんたちが面白く笑い楽しみながら仕事ができる現場を作りたいと思っているのです。私も元々電気工事士として作業をしていた時期に、現場によって明るく楽しい現場と、暗くて雰囲気の悪い現場があることを感じていました。暗い雰囲気の現場では、チームワークを発揮できず効率が悪くなり、結果的に工事の質に繋がるのではと思っています。職人さん達がつまらないなぁという気分で仕事をするより、明るく楽しく仕事をしてもらう方が、効率も上がります。現場の雰囲気を作るのも現場代理人の重要な仕事の1つだと考えており、私が目指すのは「笑いがあり、職人たちがのびのび仕事ができ、効率よく作業が進む」そんな現場です。

現場作業は大変なことも多いですが、集中して作業を進めていくためにはメリハリも大切だと先輩からも教わりました。計画通り作業が進んでいるときは早めに仕事を切り上げたり、工程が計画通りならなるべく土曜日も休みにして体調を整えてもらう、そんなことも意識しながら現場のマネジメントに取り組んでいます。

今後は、より大きな現場を任せてもらえるような現場代理人を目指したい。

まだまだ現場代理人としてのキャリアを積んでいくのはこれからですが、今後機会があるなら、より大きな現場を担当してみたいです。これまで規模が大きければ大きいほど、大変さも増すとは思うのですが、その大変さも含めて経験してみたいですね。
会社のメンバー同士も仲が良く、毎週土曜日はフットサルチームを作りプレーしています。毎月大会に出ていて、弱いのですが(笑)楽しんでいます。社内は若い人も多く、私から見ると個性的なキャラクターが多いのですが、ノリがいい人ばかりです。仕事でもプライベートでも、そんな仲間たちと成長していけたらいいですね。

設備・メンテナンス業, 環境・エネルギー業株式会社溝口電気

当社は1961年の創業以来、60年以上にわたって継承してきた技術で社会に貢献してきました。これまで電気設備工事における、企画・設計・施工・メンテナンス工事全般を行い、豊富な実績と高い技術力を活かすことで、お客様や地域のニーズに応えてきました。 あらゆる建物の電気設備工事において多くの実績を重ね、今まで手掛けてきた案件は官公庁施設や文化施設をはじめ、学校、病院、工場、銀行、商業施設、飲食店、ホテルなど様々な分野に渡り、多様な建築物の屋内電気設備工事や、道路・トンネル照明等の屋外電気設備工事を行っております。