• 社員インタビュー

仕事もプライベートも充実できる北日本造船だから成長できた私

仕事もプライベートも充実できる北日本造船だから成長できた私

設計部で課長代理を務める高木さんは、5歳と3歳の二児のお父さん!見た目も年齢も若い高木さんですが20代とは思えない程しっかりした考えを持ち、仕事も子育ても全力で楽しんでいます。そんな高木さんの仕事に対する熱い想いとプライベートエピソードをお届けします。

成長が実感できる理想的な職場

北日本造船に入社し設計部に配属されてから早いもので10年が経ちました。私はCAD(図面作成ソフト)を用いた設計業務を担当しているのですが、学生時代は授業で数回触れた程度だったので入社後に一から学び、沢山の知識とスキルを吸収する事ができました。先輩社員がOJTで教えて下さるので、反復作業を繰り返しては、出来る作業の幅を広げ少しずつレベルアップしていきました。疑問点があれば直ぐに質問し、時には先輩の画面を覗き「今、何の操作したんですか?」と自ら積極的に話しかけていたので、寡黙な人が多い設計部では良くしゃべる珍しい存在だったと思います(笑)。CADの操作自体は3年程度で問題なくできるようになると思いますが、作成した図面に間違いがないか自分1人で最後まで確認し最終判断ができるようになるまで5年程はかかるでしょうか。年々、自身の成長が実感できる理想的な職場で、毎日楽しく充実した日々を送っています。

最先端の技術に触れる~自動溶接ロボットの可能性~

私は2D CADを6、7年担当し、現在は3D CADの業務を行っています。その中でも当社が新しい試みとして導入した自動溶接ロボットの業務をメインで担当していて、ロボットを制御するデータを作成しているのですが、3D CADの知識が活かされる場面が多々あり、これまで学んできた事がとても役立っています。造船業界でのロボット導入は、以前から大手企業が取り組んでいましたが、当社も大手企業に並び最先端技術を駆使し、更なる品質・生産性の向上、そして今後深刻化していく人手不足の対応に向けて今から取り組んでいるところです。その最先端技術に触れる事ができる喜びとやりがいを実感していると同時に様々な可能性も感じています。まだまだ発展途上ではありますが、自分の手で開拓し、自分のやり方次第でロボットがどんどん進化していく姿は、まさに枝葉が広がっていくイメージそのもので、興味深い業務に就かせて頂き有り難く思っています。

私がポジティブになれたきっかけ

新しい何かを社内に取り入れていく事は、時に大変で過酷ではありますが、私自身が前向きになれたきっかけは、4年程前に出張で行った「3D CADのユーザーフォーラム」に参加した事でした。3D CADを導入してどんな事ができるのか使い方や考え方を発表するフォーラムだったのですが、その当時の当社ができていない事を「我が社はこうしています。」と当然かのようにプレゼンしている方がいて、その人の考え方が凄くかっこよかったのです。大手企業だから実現可能という事もあるのかもしれませんが、中小企業だからできないと決めつけるのは嫌でしたし、当社も可能性はあると思っていたので、そのフォーラムをきっかけに私の挑戦心がフツフツと湧いてきました。その後、本を読んだり独学で勉強しているうちに、色々な可能性がある事に気付き、これまで培ってきた以外の事を吸収した結果「やれば出来るんだ!」という自信に繋がり、それからは何事も前向きに考えるようになり今の自分がいます。

可能性を自ら消してしまわないように・・・

私が仕事をする上で大切にしている事は「可能性を拾い続けていく事」でしょうか。例えば、自分が提案した内容が却下された時、そこには必ず却下された理由があるので、その理由を理解した上で次に進むようにしています。そこを理解しておくと、違う場面でその提案が採用されるチャンスが訪れた時、以前の却下理由は今回当てはまらないので、この提案は拾われる可能性があるかもしれない。という判断材料になると思うのです。可能性を自ら消してしまわないように!という私の考え方なのですが、上司には時々「少ししつこい!」って言われますけどね(笑)。でも、可能性があるかもしれないのに諦めたくないんです!また、この考え方は、人間関係にも言える事だと思います。例えば、気難しい人や苦手なタイプの人がいた場合、大抵の人はできる限り近づかないようにしますが、私は「相手のどこが苦手なのか?」分析する癖をつけています。そうする事により、実は苦手な部分は一部だけなのにその人の全てがイヤだと決めつけている事に気付くと思うので、その苦手な部分を超える良い部分を知ろうとします。すると案外苦手な部分は、小さい事やどうでも良い事だったりするので、相手の良いところだけを見ると普通に接する事ができるかもしれません。「相手は変えられないけど自分は変えられる。」そこで自分が歩み寄れば良いんだという答えが出ると思います。もちろんコミュニケーション能力があるからこそ!だとは思いますが、仕事をする上で最も大切な能力であると言えます。

知ってもらいたい!ケミカルタンカーを造れる北日本造船

造船の魅力は、何といってもスケールの大きさではないでしょうか。船の大きさだけに留まらず、一度に輸送できる量や船が動く事によって得られる金額の大きさなど、どれをとってもスケールの大きさに圧倒されると思います。その中でも当社の主力船種であるケミカルタンカー(化学薬品を運ぶ船)を扱っている造船会社は、国内はもちろん世界的にみても少ないので、世界トップクラスのシェアを誇る会社で働ける事は、当社ならではの魅力と言えると思います。また、当社の船は外航船としてすべて海外で運行されているので、自分達が手掛けた船が海外に渡ってどのような働きをするのかを考えてみると、それもまた興味深いですし魅力の一つだと思います。実は造船業は四国・九州の方が盛んで、企業数も圧倒的に多く専門の造船大学もある程ですが、ケミカルタンカーの建造は特殊なので手掛けている会社は少ないのが実状です。同じ造船会社でも特殊な船を扱っているという当社のスペシャル感を積極的に発信していけば、九州の造船大学の学生も興味を持って就職してくれるかもしれませんし、専門の大学を出た学生が当社に来てくれ、新しい旋風を巻き起こしてくれることを期待しています!

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造船の知識がなくても活躍できる人材に!

私もそうでしたが、造船の特別な知識が無くても入社後の研修で仕事に必要な事は学べるので、安心して来て頂ければと思います。覚えなければいけない事はそれなりにありますが、実務を通して覚える事がメインなので工業系の学校を卒業していなくても全く問題ありません。資格が必要な部署も場合によってはありますが、入社してからが勝負です。新しい事を覚える意欲があり自分で考える力さえあれば、確実に伸びていきます。私が思う理想の社員像は、①自分の考えを持ち、上手じゃなくても自分の意見を言える人②仕事に慣れてきたら言われた事だけをやるのではなく、自分で考えて率先して動ける人です。この2点とコミュニケーション能力さえあれば、社会で通用する立派な人材になり、どこにいってもやっていけると思いますよ!

全力で人生を楽しむ

私の中で一番大切にしている事は「人生を楽しむこと」です。仕事もプライベートも全力で取り組み、全力で楽しんでいます。実は、既に結婚していて5歳と3歳の子供が居るのですが、子育ても楽しみつつ趣味のバドミントンの社会人クラブの運営をしたりと充実した日々を送っています。奥さんは土日仕事の会社に勤めているので、週末の子育ては私が担当していますが、家事は一通りできます。先日も、息子のサッカースクールに顔を出した際にお母さん方と世間話をしたのですが、家事を分担し一緒に子育てをしている話をしたらビックリされて褒められました(笑)。子供達に仕事を頼むと喜んで手伝ってくれるので、買い物に行ったらご褒美にお菓子を買ってあげたり、親子仲良く休日を過ごしています。家事も子育ても楽しいですね!
趣味のバドミントンにも連れて行くのですが、大人しく座って待っている!なんて事はあり得ないので、走り回って遊んでいる子供達を目で追いかけながらバドミントンをするという2つの事を同時にできる母親らしさも身に付きました(笑)。バドミントンは学生の頃からやっているのですが、その当時あまりにも熱中し過ぎて卒業してからも、平日の他、休日には午前・午後という感じで週8通っていて・・・(笑)。このように何事にも全力で取り組み全力で楽しむのが私のライフスタイルです!

製造業(機械・電気・電⼦・素材・化学), 設備・メンテナンス業, 運輸・交通・物流・倉庫業北日本造船株式会社

北日本屈指の海上交通の要所である八戸市を拠点に1969年に操業を開始して50年。年々、設備の規模を拡大しながら、現在はケミカルタンカーを中心に毎年10隻程度を生産し世界中の海に送り出しています。ケミカルタンカー以外にも冷蔵冷凍運搬船、バルクキャリアー、LPG船など各種多様な船型を提供することで国際社会に貢献し、地場の基幹産業として地域の活性化と発展に幅広く貢献しています。