- 社員インタビュー
お客様からの言葉、そして一緒に働く仲間との信頼があるから続けられる
気がつけば入社20年が経ったというベテラン社員の蛯名さん。仕事のやりがいや社内の雰囲気についてお話しを聞かせていただきました。
自然が豊かなだけではなく「すぐそば」にある事が魅力
私は隣町の大間町から通っています。大間は全国的にマグロで有名かもしれませんが、ここの風間浦村も自然が豊かですごく良いところだと思っています。村口産業のすぐそばに川が流れているんですが、アユやヤマメが泳いでいるのが見えますよ。自然があることが当たり前の環境で生活していますが、すごく恵まれていることなんだと思います。
一緒に働く仲間との信頼があるから続けられる
私は入社して約20年になりますが、ここまで長く務めてきた一番の理由は職場雰囲気の良さだと思っています。作業場では、その日の発注や在庫状況などに応じて、各工程の担当者の動き方が変わることが多く、お互い仕事がしやすいよう気を配り合うことが当たり前になっています。必ずしも自分が思うように作業を進められるわけではないですが、それも何かしらの事情があってのことなので、イライラしたり誰かを責めたりするとかの雰囲気はないですね。休憩所では、みんなでおやつを食べながら次の動きを確認し合ったりしています。もちろん、仕事に関係ない話もたくさんしますよ。
木工が好きなことも仕事を続けている理由のひとつですが、やっぱり一緒に働く方たちとの信頼関係や雰囲気の良さがあってこそだと思っています。
顧客から直接感謝の言葉を頂けるのがやりがい
主に私の担当は、木工部でまな板やスノコ等の製品を作ることです。入社当時は、糸ノコさえ触ったことも使ったこともなかったのですが、半年程度の見習い期間を経て、1年ほど経つ頃にはお客様に提供する製品づくりができるようになりました。現在では、オーダーに合わせて製品をお作りすることも多く、お客様から感謝の言葉を頂くこともあります。自分が作ったものを気に入ってもらえた上にわざわざご連絡までいただけることはすごく嬉しいことです。卸売りだけではなく、直接ネットや店舗で販売している私たちだから味わえるやりがいだと思います。
非常識が常識!?村口社長の存在感がとにかくスゴイ
青森の会社:個性的な社長ですが、社員からみてどうですか?
蛯名さん:こういうインタビューって正直に言っても大丈夫なんですか??
青森の会社:村口社長から「悪口なんでも言わせて、良いことも悪いことも全部書くんだぞ!」と、了解を得ていることを説明。
蛯名さん:社長らしいですね(笑)社長は「カタにはまらない人」とか「破天荒」と言いますか、とにかく常識にとらわれない方なので、普段私たちが考えもしない発想や機会を与えてくれます。たまに難解な仕事の振り方をされることもありますが、逆に現場のみんなが一致団結するので、結果的には良い影響をもらっていると思います。厳しい言葉もありますが、遠まわしに言われるよりもはっきり伝わりますし、元々の人柄も理解していますし、本心でないことも分かっているので(笑)毎日刺激があって楽しんで仕事をさせてもらっています。
ほんとに言っちゃいましたが、大丈夫です?(笑)
やりがいはヒバファンが増える事。芸能界にも広がっている。
先ほどもお話ししましたが、お客様から感謝の言葉を頂いたときですね。自分の仕事が認められたのかな、と思えますし、ヒバファンが増えてくださるのも嬉しいです。
あとは、有名人に会えることかな?先日、俳優の松山ケンイチさん(むつ市出身)が立ち寄ってくれたのですが、「マツケンが来てるよ!」と言われて、最初マツケンサンバの方かと思って(爆笑)。色んな方にお会いする機会に恵まれるのも村口産業で働く面白さのひとつだと思います。
村口産業で働く上での基本は「目配りと気配り」
これから入社される方々へのメッセージは、私たちがつくる製品は、それぞれの持ち場での工程を経て完成されていきます。ひとりひとりの仕事の丁寧さやスピードも大事ですが、自分の役割だけでなく周囲の動きを把握できる「目配り」と、どう動くのが最善かを自分の意思で判断する「気配り」が大事だと思います。私もそうでしたが、最初からできるものではないので、毎日の仕事をしていくうちに全体を見渡す視野が広がれば自然と身についてくると思います。技術面はサポートしてもらいながら学べるので、とにかく焦らずケガには気をつけてお仕事しいってほしいです。