- 移住
【withコロナ】で都市部から地方へ移住~田舎暮らしのメリット・デメリット~
新型コロナウィルスがきっかけで、働き方の多様化に拍車がかかり、都市部から地方への移住にも関心が高まってきているのではないでしょうか。
中でも20~40代の世代を中心に地方移住への関心が高まっているという調査結果も出ています。
これまでの「時間に追われる慌ただしい都会暮らし」から「ゆったりと時間が流れる田舎暮らし」に生活様式をシフトするタイミングに差し掛かっている今、移住した際に起こりうるメリット・デメリットに触れてみたいと思います。
~メリット~
・新型コロナウィルスへの感染の不安が減る
人口密度が低いので3密になりにくく、更に移動手段は車が基本なので、通勤時に満員電車で不安になる事もない。
・安くて広い物件に住む事ができる
都会ではあり得ない破格の物件がたくさんあるので、賃貸だけではなく格安な一軒家を購入して、セルフリノベーションやリフォームをするのも一つの方法。念願のマイホームも夢じゃない。
・物価が安く、生活費を安く抑える事ができる
家賃や食費は安いが光熱費や車の維持費はかさむという意見を良く耳にするが、トータルで考えるとやはり生活費は安く抑える事ができる。
・自然豊か&大自然の中で子育てができる
青森県には、世界遺産である「白神山地」や自然豊かな「奥入瀬渓流」があり、自然と共存する生活が楽しめる。また、子育てしやすい環境も整っていて、自治体独自の医療費助成(無料)や県全体で見ても待機児童0と、仕事と育児の両立が可能。
・空気が澄んでいて水が美味しい
だから、お米も美味しい!(笑)天然プラネタリウムも楽しめる事間違いなし!
・人との繋がりが強固
青森県は程よく都会で程よく田舎。(住む地域によるが。)プライベートの領域は守りつつ孤独を感じさせない適度な距離間を保つ事ができる。
・スキルを発揮しやすい
都会では埋もれるようなスキルでも田舎では目立つ。起業する場合もライバルが少ないというメリットがある。
・本来の人間らしい生活リズムでの暮らし
日が昇ると共に活動を始め、仕事に行き、日が沈むと共に家に帰りプライベートの時間を楽しむ。そんな理想の暮らしが手に入る。
・食材が新鮮で美味しい
海と山に囲まれている青森県は、食材の宝庫!新鮮で美味しい獲れたての野菜や果物、朝に水揚げされた魚がその日のうちに店頭に並ぶ。
・食べ物のおすそ分けがある&時給自足も楽しめる
親しい人やご近所さんから食べ物のおすそ分けを頂く事もしばしば。また、土地が広いので家庭菜園をしたり、各自治体が格安で提供している市町村農園を借りて野菜を育てるなどの自給自足が可能。
~デメリット~
・給与水準が低い
が、安い物件に住み生活費を安く抑える事で、都会での手取りと大差ない生活を送る事も可能。
・仕事が限られている
が、実はこれまでの経験を活かせる仕事が多く、企業もUIJターン人材を求めている。更にリモートワークの普及により今後は地方に居ながら仕事の選択肢が広がる事が予想される。
・移動手段は基本的に車なので、車の初期費用・維持費がかかる
が、好きな時間に好きなところに自由に行き来できる。3密の心配もない。
・田舎の度合いによっては、コンビニ・スーパー、学校や病院などのライフラインが充実していない
その地域に住む事をイメージして、事前にライフラインのリサーチを!
・娯楽施設・商業施設が少ない
都会に比べて圧倒的に少ないので浪費をしなくて済むかも!そのぶん自然を満喫できる。
・人との繋がりが逆にデメリットに
人との付き合いが苦手な人には苦痛に感じることもあるかもしれないが、困った時に手を差し伸べてくれる距離感があたたかい。
・青森ならではの冬の寒さ・雪の多さ
がしかし、青森=豪雪地帯は間違い!太平洋側と日本海側では積雪量が全く違い、ほとんど雪が降らない地域もある。
・雪道の運転スキルが必要になる
慣れるまでは大変だが、短期講習やペーパードライバー講習もあるので安心。
・夏が短い
青森県の夏は涼しく過ごしやすいが、夏を満喫したい人には物足りなさを感じでしまうかも・・・そのぶんウィンタースポーツを楽しむべし!
・最先端の情報・流行が届きにくい
アンテナを張り、自ら情報をつかむ力が必要。流行が遅れているぶん、最先端のファッションを取り入れなくても全然OK。
いかがでしたでしょうか?このように地方移住にはメリットもありますが必ずデメリットもあります。しかしメリットやデメリットは、その人の考え方次第で逆転してしまう表裏一体という事が言えるでしょう。移住を検討している市町村単体で考えると「生活するには不便」と感じる事も、近隣の市町村も含めて地域全体を生活圏として考える事によって解消できたりします。地方移住に何を求めるのか?譲れないものは何か?優先すべきものは何か?今一度、ご自身で整理してみてはいかがでしょうか。