- 社員インタビュー
これまでの経験を活かして60歳で入社。77歳になった今でも第一線で活躍しています。
これまで長年シャモロックに携わり77歳になった現在も処理場スタッフとして活躍し、仕事はもちろんプライベートも充実されている三浦さん。仕事に対する姿勢や新人への思いやりなどお話をお聞きすることが出来ました。
最高齢プロフェッショナル人材
今年で17年目、77歳になります。60歳の時に、「シャモロックをひよこから育てられる人」という事で、私に声がかかりました。元々、県の試験場で定年の60歳まで働いていたので、前職の経験が活きているんでしょうね。慣れていた仕事でしたから、苦労したという感覚がないんです。そりゃ、試験場で働きだした最初の頃は、自分にはこの仕事はできないと思っていましたが、長く働いている人から「この先ずっとここでやっていこうと思っているんだったら、慣れていくしかないんだよ」と言われた事がきっかけで、気持ちを入れ替えて働く事ができたので、ここまでこれたんだと思います。
最初からできる人なんていない
食肉処理の仕事は少し特殊なので、すぐに出来る仕事ではないと思っています。でも私たちもみんな最初からできる人なんて1人もいなかったし、少しずつ覚えて少しずつ慣れていくものだと思うんです。
だから、新しく入ってきた人には「慣れるまでは大変かもしれないけど、慣れれば大丈夫だからね」と言っています。処理の仕方も最初は一通り教えるけど、慣れてきたら自分のやりやすいようにやって自分のものにしていく。それでいいと思うんですよ。
やっぱり、育ててきた子たちが、成長して頑張って働いている姿をみると励みになるよね。
ありのままを見せる
新しい人が面接に来た時には、必ず処理場を見学してもらう事にしています。実際の仕事内容を自分の目で見て確認してもらって、入社後に「自分が思っていたイメージと違った」という事が無いようにしています。見学した時点で、合わない人はここで断る事ができるでしょ?でも、私もそうだったけど、最初からできる人なんていないんだから、自分は無理!とすぐに決めつけなくてもいいと思うんです。
田舎ならでは横のつながり
うちの会社は、地域の人に支えられてきた会社でね、働いている人はみんな和気あいあいと仲良く仕事をしていますよ。私はずっとこの五戸町に住んでいるから、話をするとどこの誰々さんか大体分かるんですよね。息子と同じ年の人もいれば、孫の同級生のお母さんもいたりして、会話も弾みますね。
私の趣味はグラウンドゴルフで、仲間の集まりがあると毎回40人分くらいのシャモロックの鶏汁やシャモロックカレーを作って、料理を振る舞っているんですよ。気の知れた仲間と食べる料理は絶品だし、やっぱりシャモロックとブロイラーのお肉は全然違いますね。シャモロック料理を色々作ってみたけど、シンプルに塩コショウで焼いて食べるのが一番美味しいよね。と先日も友達と話していました。
77歳の仕事とプライベート
昔は、朝から晩まで仕事をしていたけど、私ももうそれなりの歳だからね(笑)、今は午前中だけの勤務にしてもらっています。毎年、歳を重ねる毎に、あと1年!あと1年!と思って働いていたら、今年で77歳になりました。
昔も今も仕事がつらいと思ったことはないです。朝、仕事に出たら夕方まで家に帰らないの(笑)身体を動かしているのが好きなのかもね。仕事が終わったら友達の家に遊びに行ってお茶を飲んだり、話をしたり。今日もこれから友達の家に行くんですよ。キュウリを漬けるのが上手な友達がいるからキュウリを届けて漬け物を作ってもらうの。土日も午前中にグラウンドゴルフの練習があるから朝から外出して、終わったら友達とご飯を食べに行ったりと、毎日充実した日々を送れて幸せですよ。