• 社長インタビュー

私たちが大事にしているのは「やってみよう」の精神

創業者である先代、そして現社長、役員と、会社の真ん中に流れるのは「やってみよう」の精神。失敗を恐れないからこそ、大胆なチャレンジにも飛び込むことができる。飛び込むからこそ学びがあり、気づきがあり、それを得ながら会社として事業を広げてきた会社、それが「株式会社ノザワ」であると野沢社長は語ります。会社のこれまでの歩み、そしてこれから、加えてご自身の中で「やってみよう」精神が培われた背景等について、お聞きしました。

会社の成り立ちと、事業拡大の背景

会社の創業は私の父が始めた塗装業から。父が塗装工として、一般住宅の塗装作業を請け負うことからスタートしました。住宅建築において、塗装の仕事は最後の仕上げ。当時、住宅建築現場で生じる廃材やごみ等を回収する仕組みや事業者もなく、そのまま家の裏に埋められるというような実態もありました。そこに着目した先代はこの廃棄物やごみの回収も事業になるのではという発想から新たに一般廃棄物の処理事業を開始。その後、一般廃棄物に加え産業廃棄物処理事業も加わり、当社としての循環型事業を始める一歩となりました。
また、現在では塗装業・廃棄物処理事業に加え、不動産事業・住宅リフォーム事業にも取り組んでいます。

「まず、やってみよう」の精神で、銭湯を買いました

先代が塗装業からスタートし、多角経営を始めてきた背景には「まずやってみよう、やってだめなら、それでいい」という精神が根本にあったと思います。その精神は私にも受け継がれていて、何故か血縁者ではないのですが、義弟にあたる役員の工藤にもその精神が宿っています。その結果、これまで小さく始めたビジネスの種は数知れずあり、そこから事業化して形になったものもあれば、撤退したものもあります。

やってみよう精神で始めた事業の一つが「温浴事業」。もともと、当社が廃棄物処理事業で受け入れている木材等を、自社で活用する道はないだろうかと長年考えていたところ、とあるご縁で地元の銭湯が売りに出されるということを知り、では自社で経営してみようと購入、リフォーム事業部の力でリフォームを行いリニューアルオープンさせたのが「八戸銭湯オールウエイズ」です。

事業を始める前は自社の廃材を燃料にし、ボイラーを稼働させることを考えていたのですが、最終的には廃タイヤを燃やして稼働させる「タイヤボイラー」を導入することに。このタイヤボイラーを扱うのは日本でトップシェアを誇る南郷にある企業。循環型事業を目指す自社の考え方にも合い、地元企業にもプラスになり、そして何より地元のみなさまに愛されていた銭湯を復活させることができる。「三方良し」の事業再生を実現することができました。

失敗も、ありました

このような小さな事業の種探しを続けている中では、もちろん失敗もありました。例えば循環型事業を行うことを目的に始めた風力発電事業。風の強い佐井村や大間町に風力発電機を設置し、発電を試みました。しかし、投資したにも関わらず、想定以上に地域に吹く風が強く、強すぎて風力発電機がうまく機能しないということが設置後に判明しました。
このような失敗もまた、学びです。やってみたからこそ、分かることもありますし、取り組む前よりは会社としての経験値は上がっています。失敗と成功を繰り返しながら、少しでもいいので前進し続けるという姿勢を大事にしています。
一方、様々な挑戦をしてみようと思えるのは事業の柱があるからこそ。既存事業の継続と、新規事業の立ち上げのバランスを見極めながら取り組んでいくことを大事にしています。

やってみよう精神が培われた背景

私自身の経歴を振り返ると、高校卒業後は専門学校へ入学しました。そこでは生産科学を学び、米や稲などの作物の育成について学びました。もともとITに興味があったのですが、例えばシステムエンジニアはプログラムを組み終わったタイミングで達成感を味わえるもの。一方、作物の生育に関する研究・探求はそのプロセス自体に面白みがあると感じました。今振り返ると、何故当時の自分が生産科学の研究に進んだのかは分かりませんが、当時から好奇心があったのだと思います。

卒業後はアルバイトを複数経験しました。敢えて多様なアルバイトを経験し、ビジネスの仕組みや対応力をつけようと考えていました。コンビニのアルバイトではシステムがしっかりしていれば、誰がやっても機能する。仕組み作りの大事さを学びました。飲食店でのアルバイトでは多様なお客様の要望を知りそれにこたえる対応力を身につけました。この時期に様々な仕事を「やってみた」ことで気づいた経験が、その後の「やってみよう」精神につながったのかもしれません。

ノザワに入社後はまさに見習いからのスタート。塗装工として現場を知ることから始めましたが、現場の職人さん達にとっては足手まといだったでしょうね。その後、廃棄物事業が本格化し、資格を取り、事業責任者として事業を動かす側へ回りました。自分が受け継いだ会社。継いだからには次に渡す責任があります。次世代へ繋げて行くことを決めている限り、現状維持はありません。さらに良い状態で次に渡すため「やってみよう」を繰り返していきます。

「再生」が事業の柱でありキーワード

古くなり老朽化した壁を塗り直し、綺麗にする塗装。本来なら廃棄されるタイヤを燃料としてボイラーを稼働させて運営する温浴施設。古くなった家屋をリフォームしてより住みやすくデザイン性を高めるリフォーム事業。いずれの事業においても一貫して貫かれているのは「再生」事業であるということ。古くなったものを再生し、価値を高めて生まれ変わらせながら持続可能な社会へとこれまでも、これからも挑戦し続けていきます。
私たちの事業は、自分達だけで成り立つものではなく、お客様に助けられ成り立っているもの。そのことを社員一同心に留め感謝しながら、地域にとって必要とされる会社経営を行っていきたいですね。

やっぱり「やってみよう」精神の人を採用したい

ここまでお伝えしてきた通り、当社の真ん中を貫くのは「やってみよう」精神。頭で考えすぎるほど、リスクを想定しすぎるほど、「やってみよう」から遠ざかります。考えることも大事ですが、やってみるとまた想定外の問題・課題が生じるもの。やりながら、考える、そして考えながらまた行動してみる、そのようなスタンスを歓迎します。失敗を恐れては新たなことは何も生まれません。でも、現状維持に未来はないのです。そんな企業文化に共感し、共にこの会社で「やってみよう」と興味関心を持っていただいた方と一緒に働いてみたいと思っています。

設備・メンテナンス業, 建築・土木業, 不動産業, 環境・エネルギー業株式会社ノザワ

株式会社ノザワは、昭和51年に塗装工事を行う「野沢塗装」という個人事業主からスタートした会社です。 一般住宅や公共施設、店舗等の外壁や屋根、内装などの建築塗装に強みを持ち、これまで10,000件以上の塗装工事を行ってきました。他にも、一般廃棄物や産業廃棄物処理などを行うリサイクル事業、青森県の広大な土地を活かした太陽光や風力の発電事業、リフォームやリノベーションを中心とした建築・不動産事業、廃タイヤボイラーを活用した温浴事業など、現在では様々な事業を展開し多角化経営を行っています。 今、より一層求められている「循環型社会や持続可能社会」 ノザワは、いち早く着目し「再生」をキーワードに、様々な事業にチャレンジを続けてきました。可能性のありそうなモノには、果敢に挑戦することがノザワの良さであり、これまで40年以上に渡って受け継がれてきたVISIONでもあります。 また、単に「再生」するだけでなく、私たちが介在することで更なる付加価値を付け、生まれ変わらせる。ノザワが行う多様な事業の強みを活かすことでシナジーを生み出し、安定・成長企業として、今後も青森県や地元八戸に貢献を続けます。