- 社員インタビュー
就活で1社目に内定をもらったのが種市建業。以降、この会社、この道一筋で働いてきました。
大学卒業後、新卒で入社し14年になる関川さん。現在は現場監督として活躍しながら、若手社員の育成にも力を注いでいます。サッカーに熱中した学生時代から、入社後、そして今現在に至るまでのお話を伺いました。
1社目で受かった種市建業へ入社
出身校は八戸工業大学の土木環境建設工学科です。高校時代から建築に興味があり大学進学へとつながりました。学生時代は小学校から続けていたサッカーに熱中。サッカー部に所属し、大学4年で周囲が就職活動を始めている中でも8月に最後の大会が終わるまでは部活一色の日々。周囲からかなり後れを取った8月以降に就職活動をはじめました。
部活の監督が就職担当であったこともあり、種市建業を勧められて受験したところ、1社目で内定を頂きました。ご縁も感じましたし、内定を貰えたのであれば是非、と思い入社を決め、現在14年目に至ります。
入社から数年間の日々について
入社1年目は作業員の方と一緒に現場を回り、現場仕事を覚えました。2年目からは現場監督の先輩に付いて管理業務を少しずつ理解し、3~4年目頃に2級の土木施工管理技士の資格を取得、4~5年目頃には現場監督として独り立ちしていました。
これまで振り返り大変だったなと思うのは特に入社から最初の数年間。身体はサッカーで鍛えていたので体力面での問題なかったのですが、工事の納期によっては休みを減らして仕事に追われるということもありました。もっと遊びたい!と心の中で思うこともありましたが、なんとかそれを乗り越え今に至ります。
今の仕事と、学生時代の学びの違い
学生時代の学びは土質力学。土やコンクリートの性質について実験を重ねデータを取り分析をしていました。実際、そのような業務は今の仕事では専門業者の領域なので直接的に大学時代に勉強したことが生かされるという訳ではありませんが、自ら課題を設定し、考え続ける力は学生時代の実験から得たものです。
研究・実験をしていた学生時代と、今の現場監督の仕事の大きな違いはとにかく段取りが大事だということ。現場監督の段取りが悪いと、計画が滞り現場作業員の方に必要のない休みを取らせてしまったり、工期が間に合わなくなったり、ということが起きてしまいます。作業員の方々は稼働に対して賃金が発生するため、必要のない休みを取らせてしまうことはその方の収入減に直結します。そのようなことも考慮しながら計画を立て、工事の進捗管理を行っています。
種市建業で働く楽しさ
現場監督としての仕事のやりがいは、やはり工事が終わったときに、いいものができたなと感じるとき。地元おいらせ町にあるいちょう公園の建設にも携わったのですが、ここで暮らす人たちにとって身近な場所を作る仕事に関われたことを嬉しく思っています。
また、当社は社員同士も仲がいいと思います。飲み会を開いたり、プライベートでも一緒に野球をしたりと楽しんでいます。経営者である社長とも距離が近いですね。社長とは年齢も離れていないので、社長、というよりお兄さんのような存在です。仕事のこともよく共有しています。
若手メンバーへの想い
今若手メンバーの育成にも関わっています。当社には2名若手がいて、一人は20歳、もう一人は26歳です。なるべく楽しみながら仕事を覚えてもらえるよう、面白い説明を心掛けたり、厳しいことを伝えるときも説教っぽくならないよう気を配っています。世間話なども関係性を作っていく上では大切なこと。覚えることも多いのですが、詰め込みすぎていっぱいいっぱいにならないよう、ゆっくり時間をかけて育てていこうと思っています。
どこの世界にも厳しい人はいると思いますが、不思議とこの会社のメンバーには厳しい人はいません。厳しい言葉で指導するよりは、何か問題が起きても「どうしたらいいと思う?」と投げかけ、解決策を若手メンバー自身が考えられることを意識して指導しています。その方が伸びると信じるからです。少数精鋭の当社ですが、一人ひとりのスキルを伸ばしていくことで会社も成長していきます。特にこれからを担う若手の二人については一人で何でもやれるように育てていきたいですね。いちいち指示を出すのではなく、どうすればいいのか自分たちで考え、責任をもって仕事をしてもらえるよう支援していきます。
これからについて
この仕事は現場ごとに工事内容も変わりますし、働く人も変わります。これが正解、ということはなくて、現場ごとに問題を解決しながら進めていく楽しさがあります。今後も、けがなく、そして工期をしっかりと守りながら、仕事を進めていきたいですね。