• 社員インタビュー

現場では紅一点。でも、「女性だからできる仕事」が施工現場にはたくさん!施工管理技士として、現場の仕事を楽しむ張田さんのストーリー。

株式会社田中組

張田 優依(Harita Yui)

設計志望だった学生時代から一転、現場仕事の楽しさに気づいた張田さん。入社1年目から現場経験を重ね、着実に成長を続けています。「分からないことも多いけれど、すぐに相談でき、親身に相談に乗ってくれる先輩も多い」と語る張田さんの、3年間の成長の軌跡・仕事の楽しさ・今後の目標等についてお聞きしました。

高校卒業後の進路選択時に、自分自身の建築に対する興味を自覚。そして、田中組へ。

普通高校の普通科を卒業後、仙台にある仙台工科専門学校の建築デザイン学科へと進学しました。高校の進路選択の際に、学校で適職診断を受けた中の一つに建築の仕事がありました。その結果を見たとき「確かに私は建築やデザインの仕事をしてみたい、好きかもしれない」と思い専門学校選択へとつながりました。父が足場工をしていることも影響していたと思います。

専門学校2年生の時に就活を迎え、地元青森の会社か、仙台の会社を視野に就職活動を始めました。専門学校の先生が勧めてくれた求人がいくつかあるうちの1つに田中組の募集があり、応募。面接にはわざわざ仙台まで採用担当の方が来てくださりました。
面接では志望動機を聞かれたり、自分の何かを判断されたりする場なのかな?と緊張して臨みましたが、担当の方が丁寧に会社のことを説明してくださったあと、私自身について様々なことを質問してくれました。とても話しやすかったことを覚えています。会社について説明して頂く中で、若い方が多く、活躍していることや若い人同士で切磋琢磨し合う風土について教えていただき、この会社なら頑張れそうだ、と感じました。その後、内定を頂きそのまま私もこの会社でやってみようと入社を決めました。

希望とは違う建築部。でも思いがけず現場仕事の楽しさに気づいて・・・

入社後は「建築部」へ配属。実は建築デザインを勉強していたこともあり、設計を担うような仕事を希望していたので、希望通りの配属ではありませんでした。それでも、ひとまず頑張ってみよう、と思い仕事を覚えました。建築部は建築や改修工事の現場に出向き工事の進捗管理をしたり、職人さん達と施工を進めていく部署。思いがけず現場に出ることになったのですが、そこで現場仕事の面白さに気づきました。例えば建設現場に実寸の設計図を書く「墨出し」という作業を行うのですが、やってみると面白いなと感じる自分がいました。設計は図面を書く仕事、私たちはそれを実際の現場に落とし込む仕事をするのですが、まさに建物が建つモノづくりのプロセスを味わえることが楽しいのです。そんな風に自分が感じることも意外で、やってみなければ分からないこともあるなと気づかされました。

「もちろん怒られることはあります。でも、気にかけてもらっているのを感じ、相談しやすいです」

入社して、最初の現場はある信用金庫の新築工事。入社の4月に着工し、11月に完成。自分の入社と共に作り始めるところから完成までを携われたため、1から建物が出来ていくプロセスに携われたことも勉強になりました。それ以降も食品工場の改修工事やリゾートホテルの客室の改修工事など次々と現場に出てどんどん業務を覚えていきました。初めての現場は何名かの田中組の先輩社員の皆さんと一緒に業務にあたっていましたが、次第に1人で現場を任されることも増えてきました。現場にいると、解決しなければいけない問題にぶち当たることの連続。自分の知識の中で解決できることはもちろん自分で対応しますが、中には自分一人では分からないこともあります。そういう時には、必ず建築部の上司や先輩に相談するのですが、どの方も親身にアドバイスをくれます。建築部のLINEグループがあり、そこに画像を投稿しながら相談することも多いです。現場には1人で居ますが、そういったバックアップ体制のおかげで「一人だけれどひとりではない」という安心感をもち仕事をすることができます。

もちろん、怒られることもあります。でも、感情的に怒りをぶつけられるということは一切なく、なぜ自分が間違ったのか?ということを私が理解できるように伝えてもらえるので、同じ間違いを繰り返さないようにしようと思えます。よく言われるのは「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)が遅い」ということ。どうしても、自分の頭で考えたうえで相談しようとしてしまうため、時間がかかってしまう傾向があることが課題です。
怒られることもありますが、気軽に相談できるのは、例えば部長といった役職が上の方でも、気にかけて現場に足を運んでくださったり、色々な方が部署すら超えて、自分を気にかけてくれているなと感じられるから。仕事の話だけでなく、趣味の話など、仕事に関係ない話を振ってくださる方も多く、そういった他愛もない会話の中で信頼関係の基礎がつくられているので、仕事上で何か困ったことも気兼ねなく相談できるのだと思います。私が相談しやすいような環境作りをしてくださっているのかなとありがたく感じています。

一番の楽しみは、職人さんとの会話。「元気だったか?」と声をかけてくださると嬉しいですよね。

仕事をしていて楽しいと感じるのは、現場で職人さん達と話している時ですかね。年齢も経験値も大先輩が多いですが、そういった職人さん達から様々な話を聞けるのが楽しいです。仕事の話ももちろんしますが、共通の趣味である釣りの話や、前の現場で起こった面白かったこと等、いろんな話をしています。
現場が変われば関わる職人さん達も変わりますが、職人さん達とはまたその次の現場で一緒になることも多く「元気だったか?」と話しかけていただけると嬉しいですね。社内にも社外にも、そうやって気にかけて下さる人が沢山いるなぁとありがたいです。
現場ごとに扱う物件は様々で、新築か・改築か、鉄筋構造か・木造構造か等、一つとして同じ建物はないので勉強の連続です。私は教科書で覚えるというよりは、こうして現場で物を見て、考えて理解していく方が勉強になるタイプなので、現場を一つずつクリアしていくことで、一歩ずつ成長していけているという実感をもち働くことができています。

今年は入社して3年目。11月に3年間の実務経験が資格取得条件となっている「2級建築施工管理技士」の資格取得にチャレンジします。資格取得できるかどうかまだわかりませんが、この3年間の知識と経験をぶつけてみようと思います。

「女性ならではの視点が求められる時代。これからも現場の中で成長していきたい」

田中組に入社してよかったなと思うのは、人に恵まれているなと感じることです。人間関係で悩んだことはありません。色々な人に気にかけてもらっているなぁと感じることが本当に多いですね。建築部では女性社員は私だけですし、現場に出ても大工さんなどは男性が多く、紅一点となる場面も多いです。でも、女性だらけの職場よりも私には合っているように感じます。また、現場ではよく「女性目線ではどう思う?」と、女性ならではの視点で意見を求められることもあります。女性がいるから現場が綺麗だな、と褒められることもあり、確かに体力や力の面では男性に劣ることもあるかもしれませんが、女性ならではの視点で現場作りをしていくことが仕事の評価にもつながっていくと感じています。今は少数派ですが、ぜひ私と同じ女性の方にも一緒に働きたいですね。
田中組では若くても、経験が浅くても、どんどん現場を任せていく風土があります。現場をこなすことで成長速度も早まります。机仕事よりも現場が好きな方、現場で成長していきたい方にはピッタリの職場だと思います。それから、いつか足場屋をしている父とも同じ現場に立てたら嬉しいですね。そのときに、きちんとやっているな、と思ってもらえるようこれからも頑張っていきたいです。

建築・土木業, 不動産業株式会社田中組

田中組は昭和3年に設立し今年で92年目を迎える総合建設会社です。元々は土木工事を主体に事業運営を行ってきましたが、その技術を更に発展させ建築工事も行うようになり、現在では、土木・建築工事全般を行う総合建設会社として、完工高50億円、完工高ランク県内TOP10の実績を誇ります。また、最近では更なる将来を見据え、公共工事主体の事業運営から脱し民間の住宅工事などにも力を入れています。 時代の先を読み、時代の変化に合わせ、常に堅実な会社経営を行う為に、事業主体を柔軟に変化させてきた当社。その変化に適応する高い技術力・対応力を支えているのは、当社の社員である技術者たち。私たち田中組は、その技術者を常に一番に考えます。