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日本酒だけじゃない、青森の地酒
(左:六趣「レギュラー」 右:六趣「Special」)
青森県のお酒と言えば、日本酒を思い浮かべる方も多いと思いますが、『六趣』と呼ばれるこの焼酎、地元名産の長いもが原料となっており、通常商品の「レギュラー」も販売数量も限られ、特に「Special」は地元の人でもなかなか手に入れる事が難しく、ネットオークションでは定価の倍以上もの値がつくこともある焼酎です。
『六趣』は「自然豊かで栄養価の高い、六ヶ所村産の長いもを原料とした焼酎を造りたい」との想いから、村で1991年に九州の酒造会社に長いも焼酎の商品開発を依頼、その結果、口当たりが良く濃厚な味わいの本格焼酎『六趣』が誕生しました。
『六趣』の製造工場は六ヶ所村にあり、蒸留や瓶詰め等の工程がガラス越しに見学ができるようになっています。ちなみに『六趣』の試飲もできますよ。
こちらは『六趣』の製造工場。良質な長いもや大麦を使い、『六趣』は作られています。
こちらは、蒸留工程。
発酵した二次もろみを蒸留器の中で沸騰させ、もろみから沸き上がった蒸気を冷却すると原酒になります。出来上がった原酒を貯蔵タンクへ移し、約90~120日熟成し、アルコール調整したものが「六趣レギュラー」になります。
「六趣Special」は、更に樫樽へ移し約3年熟成させて作られています。
長いもは消化器官の表面を保護し、胃腸の調子を整えたり、タンパク質分解酵素が消化吸収を助けてくれたり、余分なコレステロールを排出し、血液をサラサラにしてくれたり、とても優れているようです。
日本酒だけではない、青森のおいしいお酒を是非味わってみてください。
■六趣醸造工房
青森県上北郡六ヶ所村大字鷹架字内子内337-3
http://rokushu.com/
■六趣醸造工房と同じく、六ケ所村にある会社をご紹介!
地元を支えるモノづくり企業ATOM Works株式会社