- 社員インタビュー
72歳、これからも体が続く限り頑張りたい
北海道で大工として勤務してきたという川端さん。大工の経験を生かし、12年間ノザワで働き続けてきたそうです。手に職、と言いますが、まさに若いころからこれまで、大工として身につけてきた技術を生かし、週3日、仕事に精を出されています。その手に川端さんの「働く男」の歴史が刻まれているようでした。優しい笑顔が印象的な川端さんのお話をご一読ください。
介護と仕事を両立させるために
地元はこちらですが、元々長く北海道で大工をしていました。介護をする必要があり、八戸に戻り、介護と仕事を両立さえるためにこの会社に入社しました。ハローワークでここの求人を見つけました。週20時間、1日8時間で1日置きに勤務。週3日位働くというのがちょうどいいなとね。忙しい時期はもう少し、仕事させてもらうこともありますよ。
大工としての経験を土台に
廃棄物として持ち込まれる色々なものを、手作業で道具も使いながら解体するというのが私の仕事。例えば、民家で使われていたような木枠の窓。木材と、ガラスが一体になっているでしょう。それぞれを工具使いながらばらし別々に分類する。そんな作業を繰り返しています。もともと私、大工だったのでね、工具の使い方には慣れていて、なので大体解体するものを見ると、どれをどうやって使おう、どこから作業しよう、というのが想像つきますから。工具は丸鋸、高速カッターとかね、そういったものを使います。なので人よりは早く作業が出来てるんじゃないかな。
大工だった時には、明日仕事があるだろうかと考えながら暮らしていたところがあって。今は、そういう心配もなく、無理しすぎることもなく働けていますよ。でもやっぱりね、夏は暑いし、冬は寒い。身体を使う仕事ですからね。
この仕事に向いている人
勤務時間は10時から15時。午前と午後に15分ずつ休憩があります。65歳の定年から2年延長してもらいそれまでは社員として、そのあとはアルバイトとして働いています。これからも力の続く限り、働きたいですね。これ、求人の原稿?あれ、新しい人入ってきたら私要らなくなるかな…(笑)。でも、辞めろと言われるまで頑張りますよ!
この仕事に向いている人ですか。そうですね。危険と隣り合わせなところもあるので、ある程度こういった現場の仕事を知っていて経験してきている人がいいかもしれません。あとは、言われたことをきちんとやれる人、かな。
仕事頑張ると、仕事終わりのお酒がうまいよね。私はもう、ビール一択なんですよ。働いて、おいしいお酒を飲む。こうやって暮らしていけたらいいよねこの先も。