10年前にUターン。「地方だから」というデメリットは無い

首都圏から青森へUターンして、入社7年目の澁谷さん。働く環境の変化で感じたことや、 会社の魅力とプライベートの時間の過ごし方についてお話を伺いました。

自社でサービスを開発、運営していることが魅力

この会社を選んだ決め手は、自社でサービスを開発して運営していることが大きかったです。前職では要員派遣で客先常駐でしたので、所属している会社には自分の席が無いですし、社員との接点もありませんでした。自分がその会社に所属しているという意識が持てなかったことも転職を考えた理由の一つです。ですから、自社開発しているこの会社は非常に魅力でしたね。これまでもインターネット系サービスの開発をしていましたので、転職後もその経験を活かすことができ、何といっても会社に属している実感が持てるようになって、この会社で良かったと感じています。

「地方だから」というデメリットは無い

仕事の魅力は、新しいサービスを開発するために学ぶ機会が多く、新しい知識を得られることだと思います。インターネットサービスを運営している会社ですので、プログラミングの知識は元より、ネットワーク、データベース、セキュリティまで幅広い知識が必要です。全国から開発の仕事を受注していますし、首都圏の企業と比べても技術的な格差はなく、地方だからとうデメリットを全く感じません。
また、セキュリティに対しての意識が高く、技術や運用面でも確実な知識と行動で取り組んでいる会社だなあと入社当時から驚いた印象があります。

多種多様な同僚の経験に触れることができる

大規模アクセスがあるシステムを運用する経験は、この会社に入ってメリットと感じる点です。運用するにあたり必要となる色々な事柄に触れて、知識を得られることが楽しいですね。中途採用者も多く、それぞれの経験から得た技術は勿論ですが、考え方やツールを上手く導入して仕事の効率化につなげることも多いです。
ITの経験者でも、ショッピングサイトを作っていた人もいれば、不動産関係のサイトを作っていた人もいる。多種多様な人材がいて、関わっていた分野や会社によって違う取り組み、成功や失敗の経験等に触れられることは、日々勉強になります。

仕事で大切にしていること

私はチケット販売システムの開発と保守を担当しています。開発といっても実際にプログラムを書くことはほとんどなくて、プログラムを書く前の設計や、リリース後のお客様からの問い合わせに対する調査などをしています。受託して開発する業務がメインですので、お客様が実際に使う場面を想定して業務内容に沿うものを考えていきます。
仕事をする上で大切にしていることは、お客様にとって有益となる提案ができるように、常に相手の立場に立って想像して考える視点を持つことです。
今後は、まだ担当したことのないクラウドを使ったサービスの構築もしてみたいです。

入社して驚いたことは職場の雰囲気

入社後、女性が多い職場でびっくりしました(笑)。開発以外の業務もあるためですが、今まで働いたことがあるIT系の会社は男性が多かったので…雰囲気が全く違いました。机の上がきれいですしね(笑)。
会社の取組みとして全社員参加のBBQ等のイベントがあることもいいなあと思いました。イベントで顔を覚えてもらうことで、その後の仕事がスムーズに進むことがあります。業務上、他部署と連携しての仕事は少ないのですが、聞きたいことがあった時などに面識があると全然違いますよね。

事務所内は凄く静かなことが多くて、それぞれの仕事に集中している感じは他のIT系企業とあまり変わらない所です。自分が新人の時は、そんな雰囲気の中で“今話しかけて大丈夫かな”とか凄く気を遣っていました。だから今は逆の立場になり、“話かけたそうだな”を空気で感じてしまいます(笑)。そんな時は自分から声をかけるようにしています。

「青森の暮らし」と「ワークライフバランス」

Uターンして大変だったことは、雪道の運転くらいでしょうか。入社したのが1月だったこともあり、遅刻しないように毎朝気を張っていましたが、今はすっかり慣れて日常の当たり前のことになりました(笑)。
青森へ帰って来て良かったと思うことは、近くにいる親も歳ですので、何かあった時すぐに駆けつけられる距離にいられてお互いに安心できたことです。

リフレッシュは、家に帰って子供と遊ぶことです。自然と家と職場でオンオフが切り替わり、遊びも本気、仕事も本気で過ごすことができています。
私の担当は土日休業ですので、子供中心に過ごすことが多いです。息子と一緒にサッカーをして遊んだり、娘には陸上の練習につき合わされたりします(笑)。先日は有給をいただいて、娘の全国大会の応援にも行ってきました。有給が取りやすくてありがたい環境です。

開発のリリース間近はどうしても帰りが遅い日が続きますが、それ以外は早く帰るようにしています。チームで一緒に開発はしていますが、スケジュールと担当ごとの締め切りを決めることで、ある程度個人の裁量で調整しプライベートと両立できる、常にモチベーションの高い職場です。