- 社員インタビュー
他社を知ったから、佐々木組の良さを改めて実感
「一度は離れた会社にまた戻ってくるきっかけを与えてくれたのは、自分が一番尊敬する親方でした」と語ってくれた馬渡さん。一見強面ですが、笑顔がとても印象的で人柄の良さが滲み出ている馬渡さんは、現在3人の娘さんの子育て真っ最中だそうです。仕事もプライベートも充実している「会社のムードメーカー的存在の馬渡さん」からお話を伺いました。
全ては親方のおかげ
佐々木組を辞めて他の会社に行って気づいたのですが、佐々木組は社員みんなが温かいなぁと思いました。会社の雰囲気が良く自然とコミュニケーションが取れる環境でみんな仲が良いんです。仕事をする上で人間関係が凄く大切だという事に気づかされました。親方は、私が辞めた後も時々連絡をくれて「佐々木組に戻ってこい!」と気にかけてくれました。一度辞めた会社にはなかなか戻りづらいもんですよね?親方の存在がなかったら私は戻ってきていなかっただろうし、「戻ってきてくれてありがとう」と言われた時は、一生この人についていこうと思いましたね。
仕事が大変だと思ったことはない
体力的にキツイ作業はあると思いますが、仕事が大変だと思った事は無いです。そうなる前に親方が「どうした?何か悩んでいる事があるのか?」といつも気にかけて声をかけてくれるんですよ。もちろん私以外にも元気がなさそうな後輩を見ると率先して声をかけて心のケアをしてくれます。また、夏の暑い日の作業中には、一度に10数人の顔色をみて、水分補給が必要な後輩に「水飲んで来い!」と機転を利かせ体調管理までしてくれます。ここまで気配り心配りができる親方は、仕事以外でも人生や子育ての先輩なので、プライベートでも飲みに行ったりして、色々な相談をしています。
キツイ作業は達成感が半端ない
月に2回、キルン(10m程の長さをした筒状の回転式の窯で、1,000度以上の高温で原料を溶かすことができる窯)の炉修(窯内のレンガを壊してレンガを貼る作業)があるのですが、これが作業の中で一番キツイですね(笑)10数人で4日間かけて作業を行うのですが、窯内は冬でも熱いので夏は大変なんですよ(汗)その中で重機を使ってレンガを壊してレンガを貼る・・・黙々と作業をするのは性に合わないので、会話ができないのがツライです(笑)でもこの作業は、経験を積んでいくとかなりのプロフェッショナルになれるし、キツイ作業ほど終わった後の達成感は半端ないですよ。
いつかは親方を超えたい
最近、親方が「お前、作業が早くなってきたな」と焦っていて・・・(笑)やっぱり仕事ぶりを褒められるのは、認めてもらったという証拠だと思うし、素直に嬉しいですよね。それだけでなく、成長するためのポイントやヒントなど必ずアドバイスもくれます。
親方は目標というよりライバルですかね。一番尊敬している人がライバルなので毎日の仕事も張り合いがあって楽しいです。現場をマルチにこなす多能工作業のプロフェッショナルとして活躍し、やっぱり「いつかは親方を超えたい!」そう思っています。
仲間が仲間をよぶ会社
佐々木組で働いている人達はみんな長く勤めていますね。人間関係の良さが定着に繋がっているんだと思います。私も、仲間の2人に佐々木組を紹介しているのですが、1人は趣味でやっているバスケットボールチームのメンバーで、もう1人は前職で一緒に働いていた仲間です。紹介する前には必ずありのままを伝えるようにしています。仕事のキツさや夏の暑さ、重機運転の肉体労働などについて、入社後のギャップで辞めてしまわないようにね。その上で「どんなにキツくても俺や親方がフォローするから安心しろ」と伝えます。やっぱり仲間がいると安心するもんですよね。「同じ部署で、馬渡さんと一緒に仕事ができるなら。」と言って来てくれました。佐々木組は、仲間と一緒に汗を流して笑い合える最高の職場だと思います。そして何より安全第一で仕事をしています。皆それぞれ大切な家族がいるので、社員の共通認識は「笑顔で家に帰ろう。行ってきますと同じように」です。ここがブレる事はありません。
バスケは娘と共通のスポーツ
小中高とバスケットボール部だった私は、ナイターリーグの社会人チームに所属していて、練習に行けるときはビッチリ週4日行っています。じゃないと若い世代についていけないんですよ(笑)八戸はチーム数が多くて、A~Eランク別で1つのランクに10チーム、合計50チームあるのですが、今年の私のチーム成績はAランクで市内ベスト3でした。そんな私の姿を見て、小3の娘がバスケを始めました。嬉しいような、でも女の子だからガニ股になったらどうしよう・・・という複雑な親心です(笑)娘と一緒に入るお風呂タイムでは色々な会話をするのですが、「パスどうすればいいの?シュートどうすればいいの?」と真剣な眼差しでアドバイスを求めてきて、娘の本気度がひしひしと伝わってきます。
育てる側に立つと視野が広がる
学生時代に部活での上下関係を学び、それが社会で活かされていると感じています。仕事でも趣味のバスケでも、これまで自分が先輩に育てられてきたように、これからは自分が後輩を育てる番だと思っています。そんな私も今年で39歳ですが、育てる側に立つと視野が広くなる事に気づきました。バスケで例えると、5:5でプレーするスポーツなので、最低でも10人を見れるという事になります。これからも広い視野で全体を見渡し、若手の育成に力を入れていきたいと思っています。