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「保障措置活動」とは、日本にある核物質が平和目的だけに利用されていることを確認するための活動を指します。それを実行にうつすのが保障措置検査員です。
職種未経験者や新卒の職員も多く在籍しており、研修等も充実しております。
仕事内容
核物質の情報の正確性を確認するのが主な業務です、また、その確認作業を共に実施する外部の各関係者との調整を主体となって行うため、コーディネーター的な役割も果たします。
入社後すぐにその業務に就くわけではなく、まずは確認作業に必要な機械(例えば放射線を測定して核物質の量を調べる機械などがあります)が正常に動くようにメンテナンスをしたりといった業務を通じて、数年をかけて必要な知識・経験を身に付けます。
【具体的な業務内容】
・原子力平和利用のための原子力施設の保障措置検査(核物質の帳簿確認、放射線測定、監視装置の設置)
・国際原子力機関(IAEA)の査察官が実施する保障措置活動の支援
・保障措置検査結果の分析、報告書作成
・IAEA 保障措置(核物質の測定技術、保障措置の手法等)の調査研究
・IAEAや日本国内の関連機関等との IAEA 保障措置に関する会合・国際会議への参画
求める人物像
・物理、機械系に興味関心がある方
・ものごとを調整したり計画性をもってスケジュール管理をするのが得意な方
・コーディネーター的役割が向いていると感じる方
・組織内外関係なくコミュニケーションを取るのが好き、得意な方
必須スキル
理系の学科・専攻(原子力、量子エネルギー、物理、応用物理、化学、応用化学、数学、電気、電子、通信、情報工学、機械 等)卒業
歓迎スキル
・原子力施設の勤務経験:3年以上
・放射性物質の取扱い経験
・IAEA査察官等との連携が必要であるため、英語でのコミュニケーション能力
おすすめポイント
・保障措置検査員は、特に外部との関りや調整があるので、コミュニケーション能力を活かしたい方におすすめです。
・堅いイメージがあるかもしれませんが、温和な職員が多く和やかな雰囲気の職場です。
・休日、福利厚生が充実しており、仕事とプライベートを両立しやすいです。
・核物質を日本が平和(エネルギー)利用のためだけに使う限り、在り続ける仕事なので、安定感のある仕事がしたい方におすすめです。
募集要項
募集職種 | 公益財団法人核物質管理センター/核物質を確認する保障措置検査員 |
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雇用区分 | 正社員 |
勤務地 | 六ヶ所保障措置センター 青森県上北郡六ケ所村大字尾駮字野附504-36 (入社後、茨城県にある東海保障措置センターへの配属の可能性がありますが、最初から茨城県東海村の勤務はございません。) ※車、バス通勤可 |
勤務時間 | 8:45~17:15(または9:00~17:30)(実働7時間30分、休憩1時間) ※交替勤務(3交替制)に従事することもあります。 |
給与 | 月給20~67万円 モデル平均年収 30 歳:435 万円、40 歳:590 万円、50 歳:750 万円 ※手当含まず |
待遇・福利厚生 | 定期昇給制度、賞与年2回、住居手当、扶養手当、役職手当、超過勤務手当、通勤手当、寒冷地手当、借上住宅制度、放射線業務手当、技術員手当 |
休日/休暇 | 休日:土曜日、日曜日、国民の祝日 休暇:夏季休暇、年末年始休暇(12月29日~1月3日)、有給休暇(4月1日に20日付与、20日分翌年度へ繰り越し可能)、特別休暇(育児休業、介護休業、慶弔等の休暇(有給)) *有給休暇:年度の途中で入社される場合は、残月数に応じた日数が付与されます。 |
制度 | 退職金制度、表彰制度、資格取得支援制度、再雇用制度、社保完備 |
備考 | 【研修】新入社員研修、中堅社員研修、管理職研修、OJT研修、評価者研修、海外研修、外部研修、各種セミナー |