• 社員インタビュー

生活インフラを守る ~ラインマン~

高校卒業後の進路で、進学と就職で悩まれていた百鳥さん。 自分の力で稼ぎたいと就職への道を決断され、高校卒業と同時に山協電気工業に入社されました。送電線工事を行なうスペシャリストを「ラインマン」と呼ぶのですが、洗練されたプロフェッショナル集団の班長としてこれまでの苦悩をお聞きしました!

最初に会社を知ったきっかけは私が高校3年生の夏に、たまたま学校の前で山協電気が電柱工事をしていたのと同時に偶然学校に求人が届き、仕事内容を見て興味が湧きました。他より給与が少し高かったことやインフラを守る仕事に魅力を感じてこの会社に就職する事を決めました。
1個上の先輩もこの会社に入社していたことを知っていたので、入社する前に人間関係がキツイのではないか等そういった不安も全くなかったです。働き始めてからも、班のメンバーや先輩達とすぐ馴染めたので悩んだりする事は無かったですね。

あの頃は、高い所が苦手でした

入社してすぐは電柱を建てる現場の手元作業を行なっていたのですが、送電線の仕事もありました。送電線の仕事は鉄塔に登り高い所で作業を行なうので、一般的に高い所が得意な人が行なっていると思われがちですが、実は入社したての頃は高い所が本当に苦手で鉄塔を登る現場の先輩たちに「嫌だ、嫌だ!」と訴えていました(笑)。
会社近くに練習用の鉄塔があるのですが、5mぐらいの高さの鉄塔でも足が竦んで登ることは出来ませんでした。現場の鉄塔に登るときはあらかじめ電気を体から逃がすための導電服を着用して、安全帯という転落防止用の命綱を何本もかけながら登るのですが、それでも命綱が切れて落ちるのではないかと不安ばかりでした。
少しずつ慣れてきてようやく上に登っても、手を離すことが中々出来ず「手を離さないと仕事にならないぞ!」と言われてもやっぱりすぐには手を離せなかったですね。
最初は少し高さがあるだけで駄目でしたが、何度も登っていくうちに次第に高さに慣れていき、今では重さ20キロの腰袋をつけて電線の上をスイスイ移動できるようになりました。

どんな現場でもメンバーの安全第一

私が班長を任されている送電線の仕事は、鉄塔組み立てから電線張りを行なう工事で、それに従事する作業員のことを「ラインマン」と呼びます。さらに、電線に乗り出して作業を行なうラインマンは全国で3千人しかいない、かなり特殊で希少価値の高い仕事です。
何も無いところに一から鉄塔を造り安全な電気を届けることは社会貢献度ややりがい、達成感等を感じられます。現場にもよりますが、ヘリコプターで物を運んだりすることもありますし、電線を張るためにドローンを使ってワイヤーケーブルを鉄塔から鉄塔へと運ぶこともありました。今までで一番印象に残っている現場は東京タワーの仕事で、第2展望台から業務用エレベーターや外階段、はしご等で登って作業を行なったことです。東京タワーは高さがあるので、風がとても強かったことが印象的でしたが、その頃には高さの恐怖は全く感じていなかったですね(笑)。
どんな現場でも常に危険と隣り合わせなので、班長としてメンバーの安全を第一に考えて本気で注意することもあります。例えば、鉄塔に登っている人に対して地上にいる人が無線機を使って声を掛けても、相手には聞こえず意思疎通が行なわれないまま作業が進んでしまうとお互いに危険になりますし、どんなにメンバー全員で安全管理を徹底していても、ミスが重なると事故は起きてしまいます。なので、事故を防ぐために自分ももちろんですが、メンバー達の安全も考えて常に気を張って現場を守っています。
作業前には必ず電気を止めたことを確認してから作業を行なうのですが、やはり電気は目に見えないので「こっち側は電気生きてるよ(流れているよ)」と声を掛け合ったり、地上からも監視する人を配置して事故が起きないようにみんなで対策を取っています。

まずは道具の名前やロープの結び方から

若手が入ってすぐは、地上で手元作業を一緒に行なって少しずつ鉄塔に登る練習をしたり、慣れてきたら電線まで乗り出して行きます。まず手元作業では、鉄塔の上にいるメンバーにワイヤーを使って道具や物を届けながら、道具の名前を覚えていきます。
最初は何の道具か分からず戸惑ってしまう人もいますが、道具の使い方やロープの結び方を少しずつ覚えていけるようにサポートをしていくので、焦らずに自分のペースで覚えていってほしいですね。
昔はよく先輩に「仕事は見て覚えろ」と言われていたのですが、私はただ見ているだけでは仕事を覚えることは出来ませんでした。実際に何回も自分で作業をしてみてやっと理解することが出来たので、若手と1つ1つ一緒に作業をしながら丁寧に教えることを心掛けています。若手には「こんな事を聞いていいのかな」「なんか忙しそうだから聞くのを止めよう」などと思わずに、積極的に声を掛けて聞いてくれると嬉しいです。私や他の班長がきちんと手を掛けて育てないと成長できないと思うので、安心して来てほしいですね。
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仕事とプライベートの時間はそれぞれ大事

現場によってその都度メンバーは変わるのですが、みんな気の知れた仲間たちなので休憩時間などふざけるときは、思いっきりふざけるメンバーが多いので楽しいです。私の遠方出張班は大体6名で構成されていて、仕事が終わった後は宿泊先の部屋に各自戻り、プライベートの時間を大事に出来ているので、出張がキツイと感じたり自分の時間が無くて辛いなどと感じたことはないです。
送電線の仕事は、陽が落ちて外が暗くなると現場の作業が出来なくなるので残業もありませんし、冬だと16時には作業を終了するのでプライベートの時間を有効的に確保できます。また手当も付くので他より稼げると思いますよ。送電線現場だけの送電手当や出張手当、他にも役職手当と運転手当(車両運転した人に日額付与)がつきます。資格取得に関しては積極的に取らせてくれますし、会社が補助を出してくれるので有難いです。
建設や工事現場の業界は休みが少ないイメージがありますが、山協電気はGWやお盆、年末年始も基本休みなので家族との時間も取れますし、頑張った分給与として反映されるのが嬉しいですね。

一家の大黒柱としてラインマンの班長として

休みの日はBBQが好きなので家族でBBQをしたり、たまに友達とかも呼んで楽しんだり、のんびりして過ごしています。最近コロナの影響でなかなか家族旅行に行くことが出来なかったので、また家族で旅行に行きたいですね。
家族と一緒に車で出かけた時に、たまたま私が建設した鉄塔を見つけた妻と息子に「どうだー!これ、父ちゃん作ったんだぞ!」と自慢したことがあります(笑)。
その他にも息子がまだ小さい頃に、自宅近くの現場に妻と息子が散歩がてら見に来たときがあったのですが、息子が凄い興奮しながら「おおー!!」と喜んでくれて…凄く誇らしくて嬉しかったですね。
やはり体力的に辛い時でもこれまで21年間仕事を頑張れたのは、妻のサポートがあり守りたい家族がいたからです。昔は妻から「危険だからやめて」と言われたりもしていたのですが、今は「頑張ってきて」と応援してくれます。
一家の大黒柱として、これからの老後資金もたくさん貯めていきたいですし(笑)、ラインマンとしてのスキルももっと磨いていきたいので、家族とチームの仲間たちを大切に守り続けていきたいです。そして、私達プロフェッショナル集団としてこれからも電気というライフラインを安心安全に送り続けていきます。


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設備・メンテナンス業, 建築・土木業, 環境・エネルギー業有限会社山協電気工業

電気はインフラの中でも特に必要とされる分野であり、今後も需要が高まっていくと言われています。 これからも電気が無くならない限り、我々の仕事も無くならない。 「人々の暮らしの基盤を支える」という使命のもと、技術の向上、先輩から後輩への技術の継承、そして震災や災害での迅速な復旧工事など、私たちと一緒に社会の繁栄に貢献し続ける仲間を探しています。