• 社長インタビュー

「暮らしたい場所で活躍できる社会」を実現したい

八戸市出身。インターネットリサーチ会社を経て、2011年にノーザンライツの立ち上げメンバーとして関与する。2014年に取締役となり、2018年代表取締役に就任。2019年11月には本社を東京から八戸市へ移転する。 ノーザンライツは、ITサービス業界を中心に、マーケティングリサーチと広告に関連するBPO(外部業務委託)サービス業務を主体として、お客様の業務改善を提案するBPR(業務プロセス改革)サービスの業務も展開している。 一貫して「仕事があって住む場所を決めるのではなく、暮らしたい場所で暮らすが一番幸せ」という思いをベースに、会社を成長させ続けている田中代表に、会社の現状や取組み、今後の展望などについてお伺いしました。

「暮らしたい場所で活躍できる社会」を創ること

私が大事にしているのは、「暮らしたい場所で、活躍できる社会」を創ること。どうしても首都圏は仕事が豊富で賃金も高く、地方は仕事のバリエーションも少なく賃金が低いという傾向があります。それが地方の街の面白味が薄れていく理由でもあると思うのです。
私は八戸市出身ですが、中学生の頃に中心街にあった色んなお店が今は無い…余剰に使える報酬が無いというのも原因としてあると思うのです。洋服を買う人がいないと洋服屋が無くなるじゃないですか。そんな地方を良くするために、皆が生活できるベースを作っていくことが地方にある会社としての役目だと思っています。暮らしたい八戸で、魅力のある仕事ができて稼げる、そんな会社にしていきたいです。

変化する業界に対応していくために

会社の強みは、マーケティングリサーチと広告に関連するBPO(外部業務委託)事業です。「マーケティングリサーチ」の業界でBPOを受託しているのは、当社の他に1社しかありません。更に、ノーザンライツは昔からマーケティングに特化したBPOをやっているので、この分野に関してはこれまで培ってきたノウハウがあります。

お客様の多くはITサービスに関連する会社ですので、やり方や手法などの変化が凄く早い。なので、BPOとして受けるこちら側も技術や知見を向上させて、そのニーズに合わせていく必要があります。
マーケティングリサーチの手法も、既にあるデータとこれまでやってきたアスキングリサーチ(Web画面でアンケートに答えてもらうデータ)との掛け合わせが増えてきています。例えば、アンケートの対象者を選別する為にやっていた予備調査の部分を、既にある購買データや閲覧データを活用していくということです。その為にはデータの領域も増やしていく必要があると思っています。

目指す会社に近づく為に、新たに取り組んでいること

BPO会社は、人が増えて売り上げが増えるという仕組みです。現状のままだと、どうしても利益率を上げていくのが難しい所があります。生産性を上げていく為に、今取り組んでいるのが業務整理(分業化と役割分担の明確化)とツールやデータの活用です。
更に、業績を伸ばすためにBPR(業務プロセス改革)サービスの業務も展開しているところです。顧客数を増やして新たな開拓をしていく為に、BPR担当や営業部隊を東京へ置き、営業も強化しています。
そして、東京で受託した案件を、開始段階からオペレーター(作業担当者)へ指示する作業と見直しも含めて、可能な限り八戸のメンバーが出来るようになれば嬉しいですね。

メンバーのキャリア形成

メンバーには、自分の考えと目標を持って、自分の価値を見出して積極的に働いてほしいという思いがあります。自立したプロフェッショナルになってほしいです。そして、もっと活躍の場を広げて、ベースアップを目指すべきだと考えます。それが、地域の貢献度や発展にもつながれば良いと思っています。

これから成長していくメンバーには、自分のキャリア形成を考えてもらえるように、ビジョンを段階的に提供して、ある程度道筋を示していかないといけないですし、自立するまではしっかりサポートしていきたいですね。
ただ、目指す先はメンバーそれぞれの価値観でいいですし、働き方も多様でいいと思っています。例えば、働きたい時間働いて、他は好きな事をしたいという人はそれでいいじゃないかと。在宅ワークも増やしていきたいですが、企業の機密情報を扱う為セキュリティ面で厳しい部分もあります。そこは次の段階で対策していきたいですね。

「役割を明確に分ける」が各部門のミッション

今、最も必要と感じて取り組んでいることは、「役割の明確化」と「求める成果」について示していくことです。生産性を向上するために必要な業務整理をするためにも、メンバーのキャリア形成のためにも、「役割を明確に分ける」を各部門のミッションとしています。
これまでの役割の他に、この先にあるBPR関連の職務やクラウドワーカー(ネット上で受注し仕事をする人)、これまでは無かった営業、ツールの活用により無くなる業務も出てくるでしょうし、階層が同じでも職務が違うなど様々な役割があります。
これらの職務を整備して、どこを目指してもらうか、それぞれの役割に求める成果について、みんなに明確に伝えていくことが大事だと考えています。

みんなが自然でいられる空気感を大事にしたい

社風でいうと、無理に組織に適応させるのではなく、みんなが自然でいられる空気感みたいなものを大事にしたいと思っています。不自然な一体感は好きではなくて、強制的なこともしたくない。でもプロジェクトを動かす上ではチームワークはしっかりやってほしいことでもあります。理想は、自立したプロフェッショナルなメンバーが集まっている状態を創っていくことですね。

組織の仲間として、本質的には大事にしているけど無理に引っ付くことはしない…だけど、困っていたら助けるし相談するような関係性にしたいと思っています。

積極的に手伝う精神がある

当たり前の話ですが、社内には忙しくてもサボろうとする人がいないです(笑)。粛々とやりがいを思って前向きに取り組んでいる姿を見ると、「ありがたい」という気持ちになりますね。
ただ、会社として「本当のやりがい」を充分に提供できていないと感じていて、改善していかなくてはいけない課題として捉えています。

業務部門は4グループあり、普通は部門分けすると自分の部門の業務だけをきっちりやっていく意識で動いていくことが多いのですが、他部門で困ったことがあると、積極的に手伝う精神があります。そこは良いと感じています。

参考としてもらえるような人でありたい

代表になって2年目(2020年現在)ですが、仕事面ではそんなに変化したことはないかもしれないですね。以前から代表が誰だからではなく、元々役員の皆がきちんと責任感を持って協力して運営してきましたので…「今期の社長」みたいな感覚に近いかもしれません。
勿論、“代表”になったことで、色んな責任は増えましたので、そういった重みはしっかり感じてやっています。どんな会社にしたいか、どこを目指すかというメッセージは繰り返し伝えるようにしていて、そこは代表である私が言うべきことだと思っています。また、目指したい経営者像としては、責任を持ち決裁はするけど、「モノ申す」(意見や指摘するなど)ことはしない経営者ですね。仕事もプライベートでも信頼される人でありたいですし、同じように社員に対して求めている事でもあります。だから、皆の参考になるような人でありたいですね。

休日は、趣味のゴルフと筋トレをしてリフレッシュしています。同じく趣味のサーフィンは3年できていなくて…最近夢をみるようになってきました…。なので、そろそろ復活する予定です。
私個人の夢は、夏場ロンドンで、冬場ハワイで過ごすこと(笑)。ロンドンの「アーセナル」というサッカーチームのファンなので、週末はプレミアリーグを見に行く生活をしたくて…どっちも時差がありすぎるので、あまり実現する気がしないのですが(笑)。

「人×技術」で会社を成長させていきたい

今後は、人しかできない判断や、相手に寄り添うこと、相手の求めるものを察する力など、「判断・考える・想う」ことを強化していきたい。それと共に、業務をツール化するとか、仕組みとしてクラウドワーカーを使うなど、データに関する対応スキルも強くしていきたいですね。人と技術の掛け合わせで会社を成長させていきたいと思っています。

IT・通信・インターネット業, マスコミ・広告・デザイン業ノーザンライツ株式会社

ノーザンライツは、マーケティング業務やデータ集計分析業務などを企業から受託する事で、関わる企業の生産性向上を支援します。 BPO(業務プロセスアウトソーシング)を行う会社は需要と共に増えていますが、マーケティング分野を専門として展開している点と、BPR(業務プロセス改革)までを提供出来る事が当社の特徴です。顧客の要望にこたえるだけではなく、顧客の想像していなかった改革まで支援する事で、「労働時間=成果や所得」ではなく、「人間の力×自動化技術=成果や所得」という仕事の構造を目指しています。 機械に出来る事は機械に任せてしまい、人にしか出来ない仕事を我々が行う事で、同じ時間働いても成果や所得は全く変わってきます。日本全体に求められている生産性向上や、やりがいと報酬が両立出来る仕事を八戸から発信します。