• 社員インタビュー

“非現実的”な職場で成長できる

青荷温泉株式会社(ランプの宿)

渡辺 智未(Watanabe Satomi)

ここで働いて「成長させてもらった」という渡辺さん。仕事に向き合う姿勢や思いなどについてお話を伺いました。

パートから正社員へ転職 

前職はパートで働いていて、このままの働き方でいいのだろうかと悩んでいた時に友人に勧められたことが、青荷温泉で働くきっかけです。正社員への転職は魅力的でしたし、接客業は嫌いではなかったので興味を持ちました。不安は秘境の一軒宿という点でした。まず、それを確かめるために日帰り温泉で来てみました。古臭い雰囲気を想像していましたがイメージとは全く違い、「外観は古いけど中が綺麗」が第一印象。ここなら頑張れそう!と、迷うことなく転職を決意しました。そして現在、お掃除の担当がメインで、フロントや売店など様々な仕事をしています。

自由で柔軟性のある職場

ここは自由な所が働きやすいと思います。制服は宿の名前が入ったTシャツなのも楽(笑)。仕事の段取りや役割は皆で日々相談しながら決めていきます。シフトはある程度融通がきいて、それぞれの環境に応じて上手く調整していきます。例えば、小さい子供さんがいるスタッフは優先して日曜日をお休みにするとか。スタッフはお母さん、おばあちゃん世代の人達もいて、私たち若い世代の話も「そういう考え方もあるんだねえ」って、柔軟な考えで受け止めてくれて、よく話も聞いてくれます。信頼し合える仲間がいるから続けられたし、成長できたと思います。

やろうと思えばできることがわかった

シフトで人数が少ない日がある現状は大変です。けれど、あらゆる仕事、経験のない事ができるところは面白いと思います。人が足りない所を皆でサポートするので色んなスキルが自然と身につきます。その分仕事を多めに覚えなきゃいけないけれど(笑)。そこは大変ですが、ここに来て自発的に行動できるようになりました。それは、全体のスタッフの管理を自分達でするからだと思います。予約状況とその日のスタッフの人数は事前に知ることができるので、翌日の準備を前日にある程度しておいて備えるなど、皆で相談しながら臨機応変に対応します。

繁忙期になると「乗り切ったー!!」って毎日思います(笑)。やれば終わる、そして、「やり切ろう!」と思う気持ちがあればできる!という、自分の限界を知ることができました。

お客さまを嫌な気持ちにして帰したくないという思い

仕事する上で最も大事にしていることは、どんなお客さまにも笑顔で接客することです。当たり前のことですが、イライラして顔に出ることもあるし、自分はまだまだだなあって。 “非日常”はこの宿の魅力でもあるのですが、そこが感謝の言葉で返ってくることも多い反面、クレームになることも少なくないです。どちらの場合でも、お客様と気持ちよく会話ができる人になりたいですし、ここでの楽しみ方を色んな言葉で伝えられるようになりたいですね。それは、“楽しみで旅行に来ている人達を嫌な気持ちにして帰したくない!”という思いがあるからでしょうか。

お客さまから「従業員さんがあったかくて雰囲気がいいね~」、「久々にのんびりできて癒されたよ」と言ってもらえるとホッとするんです。精神面でもっと大人になることを、今頑張っている途中です!

「おもてなし」の心と「一生懸命」な気持ちがあればいい

「ランプの宿 青荷温泉」の一員として、“非現実的な場所”を守ることについて考えます。今の世の中、情報発信やSNSができないことはマイナスなのではないかと思ったこともありました。でも逆に全く情報が入らない場所はなかなか無いという事に気付いて、だからこそ残していきたいという気持ちに変わりました。

不便な場所だからこそお客様とのコミュニケーションは必要な能力だと思います。私はお客さまの冗談も真に受けてしまうんです(笑)。もう少し上手に会話を楽しめればいいのですが。でも、特別な能力が必要だとは思っていなくて、お客さまの立場に立って「おもてなし」したいという気持ちがあれば伝わると思っています。あとは一生懸命であればいい!そんな思いを共有できる人と一緒に働きたいです。

サービス・レジャー業, 設備・メンテナンス業青荷温泉株式会社(ランプの宿)

「ランプの宿」として全国的に知られており、電波は届かず電気もない、サービスは「心からのおもてなし」のみという、日本唯一の旅館です。 不便ではありますが、不便以外の楽しみ方をお客様へお届けし、自分らしく働く。ここでしかできない経験を積むことができます。 人材育成、働きやすさ、資格取得制度の構築を進めており、建物は「古い」旅館ですが、経営は「新しい」旅館として小さな工夫を日々取り入れています。